ピクトグラムの配色
ピクトグラムの配色について
ピクトグラムの配色は、情報を効果的に伝えるために非常に重要です。適切な色を使うことで、視認性が向上し、メッセージがより強調されます。一般に、ピクトグラムは明瞭な二色が用いられます。
配色の基本
- コントラスト
- 背景とピクトグラムの色に強いコントラストを持たせることで、視認性が向上します。
- 意味のある色
- 色には一般的な意味があり、それを考慮して配色を選びます。
- 例えば、赤は警告や注意を示し、緑は安全や前進を示します。
- 一貫性
- 同じ意味を持つピクトグラムには、一貫した色を使用することで、視覚的な統一感を持たせます。
色の3属性や配色の詳細については、コチラのページを参照してください。
色の心理効果
- 赤色: 緊急性や危険を示すために使用されます。火災報知器や禁止のサインに使われます。
- 青色: 信頼性や冷静さを示します。情報提供や指示のサインに適しています。
- 緑色: 安全や許可を示します。非常口や安全装置のサインに使われます。
- 黄色: 注意喚起や警告を示します。滑りやすい場所や注意を促すサインに使用されます。
道路標識の例
赤色の標識は停止や侵入禁止などの規制を表す規制標識です。赤色は血や炎など、人間にとって危険に直結する内容を想起させる効果があります。
黄色の標識は危険やスリップ注意などの警戒を促す警戒標識です。黄色は人の眼に大きく入ってくる特徴があり、道路標識以外にも児童の帽子などにも使われています。
青色の標識は目的地の方向や経路などの情報を伝える案内標識です。青地に白文字で表された配色は、瞬時に判断できて正しく情報が伝わりやすい効果があります。