《 夏休み中の活動 》パート4 クラブ夏期合宿
合宿は、8月4日から20日の間で、高校は5泊6日、中学はスポーツ研修の形で、4泊5日を基準にして行われました。実施したクラブ数は、高校16クラブ、中学6クラブあります。
ここでは中学のバドミントン部と弓道部、および美術部に参加した生徒に感想文を書いて貰いました。
弓道部合宿
中学3年1組 瀬古口 拓也
8月4日から7日まで、学校寮である富浦での中学弓道部の合宿に行ってまいりました。私たち弓道部は近くの三芳村弓道場という大きな道場を借りて練習しています。普段練習している学校の道場は一度に三人しか弓を引くことが出来ず、決して広いとはいえないので、こうした大きな道場で引くことはとてもいい練習になりました。そのおかげで、その後の審査でもいい結果を残すことが出来ました。
毎年三日目になると、合宿の成果を試す射会(練習試合)を行います。今年の優勝者の中田君は普段の練習でも一番まじめに引いているので、その成果が出たのではないかと思います。
反省点はというと、まずは今年は一人当たりの引いた本数が少なかった、ということです。そのせいか、今年の射会は去年に比べてレベルが低かったです。もう一つは私が部長としての指示がはっきりしていなかったことだと思います。そのことについてはOBの先輩方や先生から注意されてしまいました。
こういったこと以外は特に大きなアクシデントも無く、有意義な合宿だったのではないかと思います。
写真1 中学3年部員
写真2 中学2年部員
写真3 中学1年初的前
写真4 中学1年索引き
写真5 中学1年部員
写真6 優勝者
写真7 弓道場全景
スポーツ研修に参加して
3年1組 堀内雄太 (中学バドミントン部・部長)
(訂正とお詫び 堀内君の所属クラスを4組と表記してしまいました。正しくは上記の1組です。ここに訂正し、お詫びいたします。 海城中学・高校 ホームページ管理者)
中学バドミントン部は、8月4日から7日まで、4日間、スポーツ研修に行ってきました。
今回の合宿は少々特別でした。元々春の時点では、今年から夏の合宿は行わないことになっていて、次の合宿は来年の春休みに高校と合同で行われることになっていたのです。僕達の学年からは他に比べて合宿の数が少なくなってしまうという意見が出ました。生徒の間で相談して、「最後の夏合宿を行わせて下さい」と顧問の先生方にお願いしたところ、少々問題はあったものの、最終的には承諾していただき、今回に至りました。海の家のすぐ後ということで、1年生は不参加、また、2、3年生も決して多いとはいえない人数での参加でした。しかし、小規模で、急なことであったにもかかわらずOBの方も駆けつけて下さりました。
夏の合宿は練習のきつい合宿です。病気や怪我などのアクシデントもあり、必ずしも順風満帆とはいきません。練習中はなかなか楽しむ余裕はありませんが、それだけに、練習が終わった後の充実感と、友達との会話や自由時間の楽しさは、普段の何倍にも感じられました。そして、辛いけれども楽しい毎日、というのは早く過ぎるもので、気づけばもう最終日。去年は台風で最終日の紅白戦が出来なかったのですが、今年はしっかりと全日程を終えました。
この合宿で、実力は目に見えて向上しました。最高の時間を提供してくださった先生方、OBの方々に改めて感謝したいと思います。
写真1 これからやるぞ
写真2 練習中
写真3 休憩
写真4 体育館で
写真5 昼休みに浜に出て
写真6 校章を囲んで
美術部の合宿から
中学2年1組 古矢 諒
この夏、僕たちは嬬恋村の東海大学嬬恋研修センターに合宿に行きました。行程は3泊4日の合宿です。行きは高崎駅で機関車が客車を連結したりして、楽しく移動することができました。
宿舎に着くと僕は、まず、宿舎がとてもきれいだったことに驚きました。1日目の予定は場所決めでした。宿舎の周りには豊かな自然がほとんど手つかずのまま残っていて、川を上流に進むのにも道などは全くなく、何度もすべって、川の中に足が落ちてしまいました。結局、ほとんどの友人が湖方面に行き、他の人たちはキャベツ畑に行きました。
2日目は道具を持って、実際に絵を描きに行きました。湖にはキャンプ場などレジャー関連のところがあり、道も整備されていました。そこで、イーゼルをたてて、みんなで並んで、絵を描き始めました。最初は難しかったですが、少し経つとみんな、慣れてきて絵がみるみる完成が近づきました。描き始めてから2,3時間経ったとき、湖の方向から黒い雲がいきなり近づいてきて、雷が鳴り始め、土砂降りになってしまいました。あまりにも急だったので、急いで荷物をまとめ、雨に濡れながら、近くのペントハウスに行き雨宿りをしていました。昼前でしたので、朝もらった弁当がびしょぬれになった人もいました。その日は、それだけで終わってしまい、みんな残念な気持ちで宿舎に帰りました。しかし、合宿中に起きた事件はそれだけで、後は、自然を楽しみながら、絵を描いたり、みんなで高原の芝生の上でサッカーしたりして、楽しんでいました。僕らの4日間はアッという間に終わってしまいましたが、家で描くよりも何倍も楽しい合宿を過ごすことができたと思います。
写真1 嬬恋高原バラギ湖畔
写真2 上に同じ
写真3 雨が降りそう
写真4 構図とり
写真5 うまく描けたかな
写真6 キャベツ畑
《 夏休み中の活動 》パート5 中学2年サマースクール
中学2年の学年行事として何年か前から実施しているものにサマースクール、サマーキャンプがあります。今年も中学2年生の希望者にサマーキャンプが実施されました。長野県白樺湖において8月19日から21日までの2泊3日で行われました。内容は、参加した生徒に書いて貰った作文で理解して頂きたいと思います。
私としては、このように夏休み中に実施した行事を拾い出してみますと、随分多方面にわたって、休み中ともいえないような日程で行われていることに驚きを感じています。
この他にも、各クラブごとの練習・練習試合があります。以下に参加生の感想文を掲載します。
農業は本当に3Kか?
2年1組34番 布田 圭一
サマースクールの2日目、僕はコース別の体験学習で農村体験に参加した。事前に配られた資料を見ると「ここには何も無い」という言葉が目に飛び込んで来た。正直、若い人たちが3Kと言って嫌うのも無理はないなぁ、と行く前は思っていた。
しかし、畑仕事を手伝っている内に、本当にこの仕事や暮らしを3Kと呼べるのだろうか?と思えてきた。当たり前のように周りにはトンボが飛んでいるうえ、畑の周りには都心のビルのように何も視界を遮る物は無い。それに、普段トマトを食べる事の出来ない僕も、畑になっているものは直接生で食べられた。なんだかとても甘く、都心には無い美味しさだった。
当初、農村体験は疲れてすごく大変なのでは、と考えていたが、終了後にはのびのびとした気持ちになっていた。たまには人工的な機械ばかりでなく、自然の土に触ってみるのもいいなぁ、と思った。
種までおいしい
中学2年4組 池田卓也
僕は2日目、武石村での農村体験を選択した。当初どのような方が農業を教えてくれるのか、とても不安だった。しかし、バスから降りてその桜井さんに会うと不安は払拭され、楽しく一日を過ごすことができた。
午前は畑に広がった草を見慣れない農具や手で抜いていった。桜井さんはその作業のときにいろいろな話をしてくれた。戦争の話や食料の話。僕が抜いていた草は、戦時中は食料、今は雑草。改めて食料の尊さを実感した。
その作業の合間に畑にあったスイカを地面にぶつけて割り、食べさせてくれた。普段都会で食べているものとは違う格別のうまさがあった。もちろん実はとても甘いのだが、種までおいしく感じた。初めての体験だった。
午後は川に行った。川の中の石の上を歩くのはとても痛かったが、なぜか足にとてもいいだろうなと思った。自然を足が感じたからではと思う。
桜井さんに、武石村に、”BIG”を感じた一日だった。
山登り
2年4組 武藤 智弘
正直めんどうくさい、疲れた、早く終わらせたいという気持ちが強かった。まさかここまで水筒の中身がなくなるとは朝お茶を入れた時には予想だにしなかった。もう後の休憩時間と弁当の時のためのお茶を考えて飲まなければならなくなってしまった。
最後の岩の上を歩く道がとても疲れたが、あまりしたことのない経験にわくわくしているところもあった。
やっとの思いで頂上にたどり着いたが予想とは違い、一面岩だらけの寂しい所だった。周りの景色をろくに見ないまま弁当を食べ、水筒も飲み干してしまった。
どうしようか不安になりながらもなんとか山を下り、朝山登りの前に集まった場所に戻った。その時に足から伝わってくる疲れから、ようやく頂上についた時にはなかった不思議な達成感が生まれた。そしてようやく登山をした実感がわき、とてもうれしく、いい思い出になったような気がした。
写真1 渓流つり
写真2 カヌー
写真3 バーベキュー
写真4 自然散策
写真5 テント張り
写真6 農村体験
写真7 自然散策
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