2008年 中秋の名月
観察中
デジカメで撮った月の写真
地学同好会(当時)では、9月25日(火)の「中秋の名月」にあわせて、観望会を企画しました。8月の皆既月食は、悪天のために見ることができず、残念な思いをしましたが、今回は天候に恵まれました。16時半頃が月の出だったのですが、まだ明るいので位置の確認と準備。そして、18時頃から望遠鏡や双眼鏡を運び出し、本格的な観望会を始めました。
写真は、本校の望遠鏡を使用して、デジタルカメラで撮影した月です。望遠鏡であれば、月面の様子がはっきりとわかり、クレーターや地形を観察することが できました。月の地形には、それぞれ名前がつけられていて、例えば、写真左上に比較的くっきりと見えるクレーターは、有名な天文学者ティコ・ブラーエにちなんで、「ティコ」と名づけられています。他にも、黒く暗い部分は、「〜の海」といった具合です。このように、月の表面の様子を中心に観察しましたが、これを機に、さらに月の学習を進めたいと思っています。しかし、何度見ても月は迫力があり、生徒をはじめ、大人の我々も思わず「お〜」と声が出てしまいます。普段とは違った良い「中秋の名月」になったでしょうか。