学園ノート アーカイブ

 山岳部 権現山 山行

 4月6日に山岳部で山梨県大月市にある権現山に登ってきました(高3:9人、高2:3人)。当初、3月23日に登る予定でしたが、悪天候のため4月6日に延期しました。今回は、風が強かったですが、良く晴れ、山行日和でした。
 上野原駅からバスで不老下まで行き、不老山・高指山・ゴウド山を経て、権現山に登り、昼食後、浅川峠を下り、バスで大月駅へ向かいました。
 最初の登りがきつく、その後、小さな登りと下りが続き、脚に負担のかかるコースでしたが、予定のコースタイムよりも早いペースで登りきることができました。生徒たちもだいぶ足腰が強くなってきたようです。
 これから、新高1も入部してきます。新たなメンバーを加え、今年度も楽しく安全に山行をしていきます。
                                (山岳部顧問)
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権現山山頂にて集合写真

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 漢字検定 平成23年度最優秀団体賞を受賞

  漢検を主催する日本漢字能力検定協会は、毎年その年に特に優秀な個人及び団体に対して表彰をしています。平成23年度の成績により、本校は「団体の部」の最高賞である「最優秀団体賞」を受賞しました。ちなみに「最優秀団体賞」は全国20校しか選ばれない名誉ある賞になります。
 本校では、毎年中学生全員が漢検を受検します。検定利用の主たる目的としては、漢字学習を通しての豊富な語彙力の獲得、そしてこつこつ努力することのクセづけなどが挙げられます。学年ごとに配当される級があり、中1が3級、中2が準2級、中3が2級(高校卒業程度)となっています。このペースで毎年のように好成績を挙げる学校は全国でもなかなかないとのこと。一生懸命頑張っていた生徒たちのことを誇らしく思っています。
                           (中学漢検担当者)


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 生物部 第59回日本生態学会大会で発表

 3月20日、龍谷大学瀬田キャンパス(滋賀県大津市)で開催された第59回日本生態学会大会の高校生ポスターの部に、生物部のおとめ山班(中1:4名、中2:3名、高1:2名)で参加してきました。日本生態学会大会には世界各国から2000名以上の研究者が参加します。
 2009年から新宿区おとめ山公園で続けてきた研究をまとめ、発表しました。発表タイトルは、「プランクトン群集に湧水や水生動物が及ぼす影響〜新宿区おとめ山公園の野外調査とミクロコスム実験の考察〜」です。ポスター作成中は、参加部員の半数がインフルエンザに罹患し、一時は発表することすら危ぶまれましたが、無事に快復し、総力を挙げてなんとかポスターも完成し、参加予定者全員で無事に発表することができました。
 ポスターの前には、多くの研究者の方々に来て頂き、厳しいご指摘や励ましをいただいたり、熱心なアドバイスを多くいただきました。生徒達はとても緊張しているようでしたが、熱心に説明し、アドバイスもしっかりと受け止めていました。海城生物部OBの研究者の方も発表を見に来てくださり、当時の生物部の話を交えながらアドバイスをしていただきました。生徒達にはとても良い刺激になったと思います。
  今回いただいたアドバイスと発表した経験を基に、これからより研究を深めていってもらいたいです。なお、今回の発表で「ナチュラルヒストリー賞」を受賞することができました。
<生物部顧問>

看板の前で集合写真。

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 地学部 濱田幸典君がイルカの化石を発見

 本校地学部に所属する高校1年生の濱田幸典君が,地元の鬼怒川河川敷でイルカの化石を発見しました。そこでは,クジラの全身化石が見つかったばかりで,他の哺乳類の化石もあると予想し,今回の発見に至ったようです。全身化石が見つかれば,学術的にもさらに貴重な発見となります。彼は,地元である宇都宮市で,地学部の活動とは別に,自ら興味をもって,コツコツと向き合った結果だと思います。顧問である教員も他の部員も,彼の物事に取り組む姿勢を見習いたいと思いました。おめでとう。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20120331/751837


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2012年3月31日下野新聞の記事より

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 英検協会より賞状・賞牌が届く

去る2月10日(金)に当PRESSで紹介した中学生の英語検定テストでの健闘を讃える賞状・賞牌が届きました。
各学年ともよく頑張りました。下級学年の生徒は次回の受験に向け、更にモチベーションを上げて英語学習に取り組んでもらいたいと思います。
<中学英語担当者>


(賞状 中2優秀団体賞)


(賞牌 中2優秀団体賞)

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 教職員対象の普通救命救急技能講習

去る3月8日(木)に教職員対象の「普通救命救急技能講習」が新宿消防署で行われました。
災害対策委員会による当講習は今回で2回目になりますが、当日は19名の教職員が参加し、ベテラン指導員の指導の下、救命に役立つ「心肺蘇生」「AEDによる除細動」「気道異物除去」等の基本技術を学んで来ました。
講習の最後には、簡単な認定試験が行われ、受講者全員が無事合格。「救命技能認定証」を頂いて帰って来ました。
<災害対策委員>


(胸骨圧迫訓練)


(AEDによる除細動訓練)


(気道異物除去訓練)

 理科 海城OBによる生物科学講演会2012

サイエンスキャラバン 去る3月19日に、本校OBを3名お招きし、生物科学講演会を開催しました。中1〜高3(卒業生)の約40名が参加しました。プログラムは以下の通りです。


            【プログラム】
12 : 30 開会
12 : 40 佐藤 翔馬 君(05年卒:首都大学東京 大学院
     理工学研究科 細胞遺伝学教室 修士2年)
     「ショウジョウバエと神経遺伝学」
13 : 15 綾部 信哉 君(02年卒:東京大学 大学院
     農学生命科学研究科獣医薬理学教室博士4年)
     「動物モデルが教えるヒトの体のしくみ」
     (10分間休憩)
14 : 00 井上 喬允 君(08年卒:京都大学 農学部
     海洋生物機能学分野 学士4年)
     「核が光れば遺伝子組換えがよりよくなる?
      -分子を組み合わせて遺伝子を操作するために-」
14 : 35 総合質疑・閉会


 難解な内容にもかかわらず、中1生からも質の高い質問が挙がり、たいしたものだと感心しました。閉会後にも、個別にOBに質問する生徒がいたり、OBが持ってきてくれたショウジョウバエの変異体を見に来る生徒がいたりと、生徒たちの関心の高さがうかがえました。
 日進月歩の生命科学の魅力を、最前線でその開拓に貢献している大学院生が語る場は貴重だと考えます。本講演が、一人でも多くの参加生徒の心に灯をともす結果につながってくれれば幸いです。今後も同様の講演会を続けていきたいと思います。
  多忙の中、本講演会での発表を快諾してくださった3名には、この場を借りてあらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。     
                      (生物科 本講演会担当)


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 アメリカ研修44(最後に)。

 今回、中学3年生のアメリカ研修について、なるべく詳しくリポートしてきました。


 これは、筆者の個人的な趣味に関わるところが多く、決して「担当者」としての仕事だとは思っていません。



 こんなレポートは空前でありますが、絶後であることを望みます。詳細過ぎたとのご批判もあるかもしれません。


 もちろん、来年度以降の引率者の考えに影響するものではありません。今年が例外です。



 ただ、多くの希望者から選考し、選抜し、オリエンテーションなどの、膨大な時間を割いてきた、最後の実行の場の姿を知っていただきたいと思ったのでした。


 そして、寛大に受け入れてくださっているセイントジョンズベリー・アカデミーの姿、大きく言えばアメリカという国の一端、を知っていただきたいという気持ちも強くありました。


 今年は20回目の記念の訪問でした。(その間には、2回の中止もありました。)



 校内での担当の先生、学年を越えて関わっていただいた多くの先生、旅行社の方々など、多くの人たちに感謝します。


 ありがとうございました。

 
 (引率教員 B)

 アメリカ研修43(ターゲット)。

 ボストン観光の最後は、スキップジャックスで食事。


 クラムチャウダーと白身の魚。


 ウエイターに「料理はどう?」と聞かれて「PRETTY GOOD!」とごく自然に答えている海城生がいる。頼もしいばかりだ。




 その後、すこし時間があったので、ホテル前の大型スーパー・ターゲットに寄ってもらう。



 紙幣さえ差し出せば、いくらでもモノが手に入る。それは先人が努力して築いてきたシステムであり、実にありがたいことなのだ。


 君たちが差出す、その1ドル札一枚。一日働いてその一枚ももらえない人たちがこの地球には大量にいるのだ。


 ということを、こういう巨大スーパーに来るたびに思ってしまう。生徒には言わないけれど。

 


 30人の中には、アメリカに暮らしていた生徒もいた。海外に出るのが初めての生徒もいた。


 


 それぞれのアメリカ体験の中でも、今回の滞在はかなり上質も部類に入るのではないか、と確信している。


(引率教員 B)

 アメリカ研修42(クインシー)。

 研修も最後に近づく。



 クインシーマーケットに戻って1時間半ほどの自由時間。



 修学旅行などでしてきた班行動練習の成果を生かす。

 

 お土産を買うとは旅先の時間を持ち帰ることだ、とかつて池澤夏樹は言った。



 ジョンハンコックタワーに映るトリニティーチャーチをバックに一枚。


 新旧が混在して力を生みだす姿の象徴的な景色。


 アメリカにも長い歴史があると感じてくれれば(そして、アメリカ人こそ歴史を大切にしていると感じてくれれば)、観光の意義もあると思う。



 ボストンマラソンの出発地点も見学。


 大きなものに触れる。それが観光によって与えられるエネルギーである。


(引率教員 B)

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