中学1年生は4/22, 4/25, 4/26に8クラスを3隊に分けてPA研修に行ってきました。
PA(プロジェクト・アドベンチャー)とは、専用の施設を使って一人ではできない課題を仲間とともに楽しみながら解決し、
その中で互いの絆や理解を深め合うことを目指す活動です。
今回はこの中1学年の目標である「違いを認める」「面白がる」「最後まであきらめない」という3つのキーワードを掲げ、
PAに取り組んできました。
生徒たちは14人ずつのグループに分かれ、それぞれ専門のスタッフのもとで様々な活動に挑戦していました。
ワイヤーを協力して渡る活動中です。
後ろにも生徒が控えており、挑戦中の生徒が落ちても怪我をしないようにサポートしています。
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4月26日(金)午後,地学部員2名(高2の濱田君,高1の西尾君)は,笹川科学研究助成研究奨励の会及び研究発表会に参加しました。この2名は,今年度,公益法人日本科学協会メンター制度において1年間の研究を開始します。それにあたり,研究交流会に訪れる若手研究者及びその指導者と交流し,また,現在の研究内容を日本科学協会商議員の先生方に簡単にプレゼンをすることが目的です。交流会では,同じような分野で活躍する若手の大学院生や指導者の方とお話ができ,また,プレゼンでは,第一線の研究を行ってこられた東大名誉教授をはじめとする著名な先生方を前に,堂々とした研究紹介をすることができました。第一級の研究者に接し,研究分野についてのお話や激励をいただき,この1年間のモチベーションや意義を感じてくれたのではないかと思います。1年間,頑張りましょう。
研究者交流会で若手研究者やその指導者の方々と交流する2名。
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中学3年生では気象の勉強をします。気象分野のはじめの方で,気圧とその測定方法を学びます。気圧の測定ではトリチェリーの実験が有名ですが,皆さん覚えていらっしゃるでしょうか。水銀で満たした長さ1mほどのガラス管を水銀槽に立てると,管内の水銀は降下し,76cmの高さで制止します。1643年,イタリアのトリチェリーは,約76cmの水銀柱の重さが大気圧に等しいことを発見しました。これが1気圧に当たります。
さて,では理解を深めるために実験をやりたいところなのですが,水銀は有害で授業では扱えません。そこで,水銀の代わりに水を使いました,授業中に水だとどれくらいになるか計算をさせると,答えは10.3mほどになりました。じゃあ,やってみましょうというと,感の良い生徒は10mって…どうするの?となります。できるのと思ってしまう実験は,とても面白いと思います。色々と方法はありますが,今回はホースに水を充填させ,校舎の階段の隙間を利用して,ロープで4F近くまで引っ張りあげました。どのクラスでも10m前後まであがり大成功。歓声も上がるクラスもありました。教室授業にはやや迷惑で申し訳ありませんが,実際に実感してみることは大切です。記憶に残ってくれればと思います。
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硫黄の単体は、黄色のもろい固体で、火山地帯で多く産出します。硫黄の単体には、斜方硫黄,単斜硫黄,ゴム状硫黄などの同素体が存在します。今回の実験では、これらの硫黄の同素体をつくり、その特徴を観察しました。また、中3の生徒にとっては中1以来の化学実験なので、ガスバーナーの使い方や試験管の加熱の仕方など、基本的な化学実験の操作を復習する良い機会となりました。
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4月24日(水),中学3年生は校外研修として,上野周辺での博物館・美術館見学と,東京宝塚劇場での観劇を行いました。午前中は,朝に上野公園に集合し,その後,班毎に博物館や美術館を巡りました。この班行動は,修学旅行の班行動の練習でもあり,各班で見学場所やお昼の計画を立てて行動しました。見学したのは,国立科学博物館や東京国立博物館,国立西洋美術館などで,班ごとに巡ることで普段は行かない分野の見学もできたでしょうか。午後は,各班で昼食を済ませた上で,東京宝塚劇場に再集合し,「オーシャンズ11」を観劇しました。こちらも,あまり経験のない世界に躊躇しながらも,迫力に圧倒され,楽しむことができました。新しいクラスになっての初めての校外研修。新たな友達ができたり,新しい一面を発見できたりもしたでしょうか。お疲れ様。
中3学年会
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4月3日(水)から5(金)にかけて,理科・地学では,千葉県の南房総市富浦と館山で春の地学巡検旅行(2泊3日)を行いました。今回のテーマは,東日本大震災から2年が過ぎ,地震・津波をはじめとした防災を考えるフィールドワークを行うことと,館山・富浦地域の地質巡検です。
1日目は,天候が悪く雨宿りもしましたが,目的のひとつであった館山の沼サンゴを見ることができました。2,3日目は,宿舎とした大房岬少年自然の家を拠点にして,地震や津波の際にどのような避難経路を取って,どのように逃げればよいかを考えるため,狭い地域をくまなく歩いて回りました。自分の足で歩いて,直接,目で視て,体で感じ,防災という答え出にくい問いに対し,少し向き合うことができた3日間でした。お疲れさまでした。巡検レポート,しっかり仕上げましょう。
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