8月28日(水)から30日(金)にかけて,地学科では,地学部員を中心に群馬県立ぐんま天文台での天体観察を中心とした巡検旅行を行いました。今回は,新宿では経験できない星空と設備が整った,ぐんま天文台を訪れ,本格的な天体観察会を企画しました.特に,今回は本校卒業生でこの天文台に勤務されている浜根先生にお世話になり,天体観測の基本,望遠鏡の扱い,天体写真の撮り方などを学びました.また,最終日には,天文台の近隣にある榛名山にも出かけ,群馬の火山地形についても学ぶことができました.浜根先生はじめ,お世話になりました方々に御礼申し上げます.
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24日、大阪天満橋の「エル・おおさか」にて、大阪府立大手前高校の主催にて標記の会合が行われました。
このマス・フェスタは,大手前高校や横浜サイエンスフロンティア高校など全国のSSH指定校に所属する,数学を愛好する高校生が参集して日頃の研究成果を披露しあうもので,今年は全国から37校の発表校を数え,参加者も教員,来賓とも約700人を数える“祭典”です。
SSHではない本校ですが,昨年に引き続き2回目の参加で,これは大手前高校の宮城憲博先生をはじめ,諸先生方のご厚意によるもので,深くお礼申し上げます。
本年は,昨年度末,「数学活用プレゼンテーション授業」以来,研究を重ねている高校2年生の井上,恩田,沼田,野崎の4君が口頭発表とポスターセッションの両方で参加し,参加者の皆様から種々の有益なアドバイスを頂戴できました。
ここでは“速報”として,7枚の写真にて4君の活躍ぶりをご覧いただきます。
なお,他校の生徒の皆さんからも懇切丁寧なる解説を頂き,感銘を受けました。
その模様などの詳細は数学科HPの「数学科だより」の次号にてお伝えいたします。よろしかったらそちらもご一読ください。
なお,26日の午後,横浜市鶴見区のYSFHにて行われる「海城&YSFH・第5回定期数学交流会」にて両校のマス・フェスタ報告会を実施します。研究の苦心談や喜びなどを聴くことができると思われ,今から楽しみです。
(数学科)
<1.会場入口にて>
<2.発表風景>
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昨日のジュニアセッションから一夜明けた8月18日,せっかく近畿地方を訪れたこの機会に,フィールドでの地学をさらに学ぼうと,奈良県で地学巡検を行いました.内容は,木津川での紅柱石をはじめとした鉱物採集,奈良市北椿尾でのペグマタイト,奈良市都祁での柱状節理,火砕流堆積物,クロスラミナなどです.幸運なことに,火山地質学が専門の奈良教育大学の和田穣隆教授にフィールドを案内してもらうことができ,さらに充実した贅沢な野外巡検となりました.ご協力,ありがとうございました.
柱状節理の前で記念写真.
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8月17日,日本地学教育学会の第67回全国大会大阪大会が大阪教育大学で開催され,そのジュニアセッションに地学部の生徒が研究発表をしました.この大会には,毎年,地学部の中でも研究活動に頑張っている部員を選抜し,参加させてきました.今年も5名の部員が参加し,研究発表を行いました.発表内容は以下の通りです.様々な分野の先生方からのアドバイスや議論,他県の生徒との交流など,学内では得られない刺激が,生徒諸君を伸ばしてくれるといつも思います.
*研究発表内容(3つ目は顧問です)
J-5場所・季節による夜空の明るさの経時変化,西尾真輝・廣木颯太朗・清水彬光・法兼佑泰・右田亜朗・古賀悠人(海城中学高等学校地学部).
J-6降水量データを用いた地下水位変動の予測,片山健太郎・小野寺祐樹・清水彬光・法兼佑泰・越田勇気(海城中学高等学校地学部)
P-6中高生の科学部活動振興プログラムを活用した地学部の活動〜研究者・地域と連携したフィールドワーク〜,上村剛史・山田直樹(海城中学高等学校)・松岡東香(筑波学院大学)
会場となった大阪教育大学で記念写真.
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