12月25日(水)〜29日(日)まで長野県の志賀高原にて海城中学スキー教室が行われました。今年は50回となる節目の年となりました。
生徒211名。教員19名。
初日から寒く、最終日には−17℃という志賀高原厳しさも体験できました。
スキー講習は初級がプルークボーゲンの完成。中級がシュテムターンからパラレルへ。上級はパパラレルの完成。こんな形で講習が行われました。初級班は慣れない重い板に悪戦苦闘していましたが、徐々に上達すると笑顔が増え最終日には笑顔だらけとなりました。最終日の生徒の笑顔を見ていると苦労して準備してきた甲斐があります。
ここで学んだ技術を更に向上させ、もっとスキーを楽しんで下さい。
(スキー教室準備委員会 委員長 関根善晴)
12月22日(日)〜24(火),山梨県北杜市の清里高原で天体観望会が行いました.教室での授業や普段の生活では経験できない星空を眺め,宇宙への興味・関心を持ってもらおうと,去年に引き続き企画しました.
氷点下になる冬の清里高原でしたが,空は澄み渡っており美しい星空を見ることができ,数々の星座に加え,星団,星雲,月など,多くの天体を観望できました.また,ペンションには天文台もあり,望遠鏡を使って様々な天体を見ることもできました.今回の体験が学校での学習にも還元されると良いと思います.
なお,今回は,私の写真が中心になりましたが,参加した生徒はもっと質の高い写真を撮っています.年明けにでも生徒の撮影した写真を特集したいと思います.
では,良いお年をお迎えください.
行きの車窓から見た八ヶ岳.特急ではなく鈍行ですが,ゆったり夕時の車窓を楽しみました.これも安くあげることと同じくらい重要な理由です.(クリックで拡大)
清里駅での記念写真.駅を降りるとあたり一面は雪景色です.人も少ないからですが,静かでいいですね.東京を離れてゆったりとした時間を楽しみましょう.
本日終業式に先立っていつものように表彰授与式が行われました。今学期は運動部・文化部ともに多彩な活躍が見られました。
下記にその内容を記します。
中学
○バドミントン部
☆第3支部総合体育大会 男子 第2位
☆第56回東京都中学校第Aブロック新人大会
男子ダブルス 第3位
○卓球部
☆新宿区民総合体育大会 1年男子の部 第3位
○陸上部
☆新宿区民総合体育大会 伝競技 男子総合 第4位
○柔道部
☆第2ブロック新人柔道大会
男子団体の部 優勝 海城中学校
男子個人の部 50kg級 優勝
男子個人の部 66kg級 第2位
男子個人の部 90kg級 第2位
男子個人2部 軽量級 優勝
男子個人2部 軽量級 第2位
男子個人2部 軽量級 第3位
☆第1回東京都中学校新人体重別柔道選手権大会
男子 50kg級 第5位
○地学部
☆第10回中高生南極北極科学コンテスト
南極科学賞 海城中学高等学校地学部天文班
人工の光がない自然な夜空の明るさとは
高校
○水泳部
☆新宿区民総合体育大会
一般男子 100m平泳ぎ 第1位
一般男子 200mフリーリレー 第3位
○バドミントン部
☆第3支部総合体育大会 男子 第1位
○模型部
☆ハイスクール国際ジオラマグランプリ2013 大賞グランプリ
海城高校模型部 スシヅメモデラーズ
○バスケットボール部
☆東京都新人戦第3支部大会 男子の部 第3位
○地学部
☆第10回中高生南極北極科学コンテスト
南極科学賞 海城中学高等学校地学部天文班
☆第36回東京都高等学校文化祭自然科学部門
第2回東京都高等学校理科研究発表会 地学部門 最優秀賞
☆第57回日本学生科学賞東京都審査委員会
高校の部 努力賞
○映画製作同好会
☆第8回高校生映画コンクール規定部門 東京地区優秀賞
喜び狂うは地獄がよろし
○東京都読書感想文コンクール
入選賞
○写真同好会
☆第41回私立中学高等学校生徒写真・美術展 写真の部 入選
○柔道部
☆第3支部新人柔道大会
男子個人の部 100kg級 優勝
○科学の甲子園
☆東京都大会 総合第3位
11月30日(土),地学部は,午後から井の頭公園と善福寺公園を訪れ,湧水めぐりをしました.この2つの池は,いずれも50m等高線に沿って分布しており,武蔵野礫層の地下水が湧き出てできた湧水池です.湧水によって窪んだ地形ができ,そこから流れ出した川が台地を削り,谷地形になっています.このことは,実際に周辺を歩くことによって,坂道などとして感じることができます.この2つの池から流れた水は,いつも高田馬場で見る神田川へと流れ,普段の川の流れがどこから発生しているのか,知ることも出来たのではないでしょうか.また,現在,これらの湧水は地下水位の低下によって自然には湧き出さなくなってしまいました.今は井戸を掘って汲みあげて池を保っているので,湧水池というのは過去のものと言えるかもしれません.戦後の地下水の過剰利用が地下水位を低下させ,また道路の舗装などで浸みこむ雨の量が減ったことが要因だと考えられています.都内のあちこちで起きている湧水の消失という問題は,湧水が見えない地下水の状態を知るバロメータであることを教えてくれます.フィールドワークをしながら,そのスケール感,実際の様子を見て,人間と自然の関係を少し理解してくれればと思います.そして,自然の恩恵とも言える美しい紅葉も愛でることができました.良い一日になったでしょうか.
昔,ここに湧いた湧水は,徳川家康が愛でたという歴史があり「お茶の水」と呼ばれ,この辺りは「井」の「頭」と言われるわけです.井の頭から流れる水は,善福寺池の湧水とも合流し,神田上水として江戸の人々の飲み水となった歴史があります.
11月23日に跡見学園中学高等学校で行われた「第13回高校生プレゼンフェスタ」に、本校の高校2年生有志の6名が参加しました。
「高校生プレゼンフェスタ」では、初めて出会った高校生たちが即席でチームを組み、その場で与えられたテーマについて、リサーチワークやディスカッションの活動を通してグループ・プレゼンテーションを用意し、発表に挑戦します。発表は演劇的手法を用いるなど身体全体を使って行うことになります。今回は、男子校、女子校、共学、インターナショナルスクールを含めて様々な学校から48名の高校生が参加しました。
12月2日、外務省による「高校講座」が、高校1年生を対象として開かれました。この講座は、外務省の職員が全国の高等学校に赴き、外務省の仕事を紹介し理解してもらおうというものです。本校はキャリア教育の一環として講座の開講を依頼しました。外務省の計らいか、講師は本校出身の網谷耕介氏でした。
網谷氏は平成7年に本校を卒業し、東京大学に進みました。そして法科大学院在学中に国家試験に合格し、外務省に入省されました。アメリカ合衆国を始め、世界各国の大使館勤務を経て、現在は日本で北朝鮮を担当しているとのことです。
網谷氏が外交官を志したきっかけは、本校が中学3年終了時に実施しているアメリカ・セントジョンズベリーの海外研修だったそうです。アメリカではトヨタの車が走り、ソニーの電化製品は必ずといっていいほど各家庭にあるのに、網谷氏のホームステイ先のお子さんは、網谷氏の薦めるインスタント味噌汁を口にすることができなかった。その時、網谷氏は自分は日本のセールスマンになってもっと日本のことを世界中に紹介しようと思ったのだそうです。
勿論それだけではありません。「歴史の1ページを作る仕事」「生涯勉強する機会のある仕事」ということも、外交官の仕事の魅力とのことでした。
当日の講演内容は次のようなものでした。
外務省の仕事の内容が、経験に基づいて具体的に紹介されました。
12月16日(月)に中学1年生の芸術鑑賞会を本校の講堂にて行いました。演奏しに来校してくださったのは、「トレイルブレイザーズ・テンピース・ブラス」の方々で、金管楽器10人とパーカッション2名のバンドでした。
誰もが耳にしたことのあるような曲を中心にクラシックからジブリの曲まで、生の演奏を間近で“体感”できました。また、彼らと一緒にリコーダーで「エーデルワイス」を演奏したり、「勇気100%」を歌ったりして、生徒にとってあっという間に感じられる1時間30分になったと思います。
12種類の楽器,12色の服の10 Piece Brassです。アンコールの「宇宙戦艦ヤマト」の曲、生徒たちは知っていたかな?
中1 橘
本日、12月13日(金)、生物部は新宿区の消費生活展で、普段から埼玉県所沢市の北野の谷戸で行っている里山保全活動について発表しました。発表タイトルは「北野の谷戸の保全活動〜循環型農法で生物豊かな里山保全〜」です。普段、お米の消費者である私たちが、生産活動に関わり、生物豊かな里山を保全していくことの大事さについて発表しています。海城生物部のブースには落ち葉堆肥の中で育ったカブトムシの幼虫なども展示しています。
明日、12月14日(土)も発表も行います。会場は、JR新宿駅地下1階西口広場のイベントコーナーです。10〜16時で発表を行っているので、新宿にお越しの際は、海城生物部のブースに気軽にお立ち寄りください。
初日の発表メンバーでゆるキャラ「さぎだもん」と「かもかも」と記念撮影。楽しく発表をしています。
初日発表の様子。生徒たちがわかりやすく里山の保全活動を説明します。