学園ノート アーカイブ

 生物部 北野の谷戸で「田植え」と「それまでの作業」

 報告が遅くなりましたが6月8日、生物部14名で埼玉県所沢市の北野の谷戸で田植えをしてきました。雨の中の田植えで大変でしたが、地元の方やボランティアの方々と協力しながら田植えをすることができました。田植えはちょっと植えて終わりというわけではなく、午前中はずっと田植えをしていました。最初は不慣れだった中学1年生も作業の終わりにはだいぶうまくなっていました。今年は5年目ということもあり、上級生はかなり手慣れたもので、新入生へも指導もしてくれ頼もしかったです。
 雨の中の作業はつらかったと思いますが、つらい思いをした分、秋の収穫の充実感は素晴らしいものになります。これからは収穫に向けて、暑い中での草取りになります。みんな頑張ろう!
(生物部顧問)

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田植え後の集合写真。雨の中、お疲れ様でした!


田植え前には水苗代つくりや田起こし、畦塗りの作業をしました。その作業についてはこの記事の続きをご覧ください。

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 中1 授業参観

6月21日土曜日に、中学1年生を対象にした授業参観を行いました。

1時間目から、多くの保護者の方にお越しいただきました。
保護者の方々の視線を背後に感じ取っていたからか、生徒たちは少し緊張しているようでしたが、普段と同じように集中して積極的に取り組んでくれていたと思います。

今回の授業参観では、通常の授業だけでなく、各クラスの道徳の授業も見ていただきました。
道徳の授業では、文化祭に向けて話し合うクラスが多かったようです。道徳の授業の中で、活発に話し合う生徒たちの姿や各クラスの個性が見受けられたのではないかと思います。
少しずつ中学生らしくなってきた生徒たちの様子はいかがだったでしょうか?
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(中1担任) 

 講習「ビブリオバトル〜知的な書評ゲームへの誘い〜」第6回

おすすめの一冊を持ち寄り、本の魅力を紹介し合う書評ゲーム「ビブリオバトル」。本講座は、このビブリオバトルを実際に体験してみたいと考えた3人の大人と11人の高校生が織りなすものである。
第5回ビブリオバトルの結果をここに報告する。

第5回
1、石崎…「ご冗談でしょう、ファインマンさん」(リチャード・P・ファインマン)
2、伊得…「ジョーカーゲーム」(柳広司)
3、盛田…「ねらわれた学園」(眉村卓)
4、栗原…「さよならソルシエ」(穂積)
5、佐原…「キノの旅」(時雨沢恵一)
6、中島…「豆富小僧」(京極夏彦)
※中島は欠席者の穴を急遽埋めた代打。

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今回のしばり(制約)は、「自然」というキーワードに従って本を選んでくるということ。キーワードを各々がどのように解釈してくるのか、そしてその解釈を本の選定にどのように反映させてくるのか、そこが今回も楽しみ所の一つであった。バトルを制したのは、3度目の挑戦となった栗原。ただひたすら少女マンガで勝負し続けてきた彼が、今回持ってきたのもまた少女マンガ。自分の好きなマンガをとにかくみんなに読んでもらいたい、そんな純粋な気持ちがついにみんなに伝わることとなった。

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☆第5回チャンプ本紹介
「さよならソルシエ」…
画家と画商…ふたりの“ゴッホ”の伝記浪漫 。
19世紀末、パリ。のちの天才画家ゴッホを兄に持つ、天才画商テオドルスの、知られざる奇跡の軌跡。生前、1枚しか売れなかったゴッホが、なぜ現代では炎の画家として世界的に有名になったのか…。その陰には実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった! 兄弟の絆、確執、そして宿命の伝記!
宝島社「このマンガがすごい!」2014年オンナ編1位の作品。
国語科 本間(純)

 山岳部 武甲山への登山

 6月15日に山岳部で埼玉県秩父市と横瀬町の間にある武甲山に登ってきました。武甲山は標高1304m、石灰石の採掘で有名で、駅から登山道までの2時間くらいある道中ではセメント工場のようなところが多く見られました。天候は晴れ、日差しが強く暑かったです。
 一ノ鳥居から登山道に入り、生川に沿って不動滝、そのまま表参道を登っていき御岳神社付近で昼食、神社の裏にある山頂で記念撮影をし、下りは長者屋敷ノ頭を経て秩父鉄道浦山口駅まで歩きました。
 不動滝には水場があり、前の隊に追いつき気味だった私たちはそこで一息入れました。登りはほぼ山頂に向かって真っすぐ登っていくという形で、急な坂が多く足に負担がかかりました。下山後はみんなでかき氷を食べました。山に登った後のおいしさは普段とはまた違ったものがありました。
 7月8月にある宿泊を伴う山行に向けて、今回の山の反省も生かして練習していこうと思います。
山岳部 部長


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横瀬の町から見上げる武甲山

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 第17回「俳句甲子園」関東地区大会に本校高1有志10名が参加

さる6月15日(日)、第17回「俳句甲子園」関東地区大会が羽田空港第1ターミナルで行われました。「俳句甲子園」は、毎年8月下旬に愛媛県松山市で開催される、高校生を対象とした俳句コンクールのことです。回を重ねるごとに参加校が増え、今大会は、全国から実に100校以上の学校が参加する大会となりました。関東地区は、8校12チームがエントリー(うち1チームは棄権)。抽選により2会場にわかれ、2ブロック(3チーム・3チーム)の総当たり戦を経て、各ブロックの1位同士が決勝戦を戦う方式となりました。つまり関東地区からは2校が全国行きの切符を手に入れられるわけです。我が校からは、4月末に本校で実施された俳句ワークショップに参加した高校1年生7名と、その後メンバーに加わった3名を合わせた計10名が参加しました。AB2チームのエントリーです。
予選大会当日、まずは抽選で対戦校を決定しました。何とABともに同一ブロックに入ってしまうという予期せぬ結果となってしまい、一同茫然自失。さらにもう1校があの開成高校、しかもそのAチーム。開成高校は全国大会の常連で全国での優勝を目標としている高校俳句界きっての強豪校です。ある意味「もってる」彼らの強運ぶりを嘆き?ながらも、最高レベルを体感できる機会を得られたことを喜ぼうと、前向きに試合に臨むこととなりました。


くじ運が…。

本校は、第2会場での試合となりました。第2会場は、羽田空港第1ターミナルの2階吹き抜け部分にあるイベントスペースです。東京土産を買うお客様に見守られる中で試合は進んでいきました。王者開成に真っ向から勝負を挑んだ海城生でしたが、圧倒的な実力差もあり、ABとも残念ながら決勝戦にコマを進めることはかないませんでした。ただ大会に参加したことで得られたものは数知れません。解散時にみせてくれた生徒ひとりひとりの充実した顔がそれを何より物語っていました。


これが試合会場。



句はこのように披露されるのです。



チーム一丸で戦います。



相手の鑑賞に耳を傾けます



相手の句に鋭く切り込みます



和やかな局面もあるのです



判定はこのように。



戦い終わって…お疲れ様


高1国語担当 本間(純)

 競技かるた部活動報告​その15

 さる6月1日(日)、高校選手権予選と中学選手権予選が同日に行われました。高校選手権は、通称「かるた甲子園」と言われ、毎年かるたの聖地滋賀県近江神宮で行われる、高校かるたにおける最も大きな大会であり、東京都からは二校出場することができます。
 海城かるた部は、東京都四位で全国出場ならずであった昨年から、この大会を目標に、日々研鑚を重ねてきました。予選大会当日、都内24校が参加して行われたポイント制の個人戦による一次予選を、海城高校は16/20ポイントで四位通過し、午後からの団体戦に駒を進めました。
 団体戦では、第一試合の対都立桜修館高校戦、第二試合の対十文字高校戦を勝ち進み、ついにベスト4入りを決する第三試合、両国高校との対戦となりました。結果は、A級選手二名を擁する両国高校に惜敗、決勝戦に進んだのは、昨年に引き続き暁星高校、白鴎高校、駒場高校と、新たに両国高校の4校となりました。非常に遺憾な結果となりましたが、この結果を受け止め、来年に向けて新生海城かるた部として努力を続けたいと思います。
 一方、中学選手権の方は、嬉しいニュースとなりました。こちらは学校対抗でなく、東京都の中学生から21名を選出し、東京都チームとして全国に出るのですが、そのメンバーに、3-8板垣、3-3平山の二名が選ばれました。海城かるた部、中高合わせて初の全国出場となります。
 中学選手権は8月2日(日)に多摩市武道館で行われる予定です。海城かるた部次世代のエース二人の活躍にご期待ください。

 講習「ビブリオバトル〜知的な書評ゲームへの誘い〜」第5回

 おすすめの一冊を持ち寄り、本の魅力を紹介し合う書評ゲーム「ビブリオバトル」。本講座は、このビブリオバトルを実際に体験してみたいと考えた3人の大人と11人の高校生が織りなすものである。
第4回ビブリオバトルの結果をここに報告する。

第4回
1、堀井…「老人と海(原書)」(アーネスト・ヘミングウェイ)
2、政次…「ハイスクールD×D」(石踏一栄、みやま零)
3、栗原…「花より男子」(神尾葉子)
4、小木曽…「呼人」(野沢尚)
5、今西…「青の炎」(貴志祐介)
6、高嶋…「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」(フィリップ・K・ディック)

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 前回同様に本の選定にしばり(制約)がかかっていた今週の対戦。今回のしばり(制約)は、「愛」というキーワードに従って本を選んでくるということ。キーワードを各々がどのように解釈してくるのか、そしてその解釈を本の選定にどのように反映させてくるのか、そこが今回の楽しみ所の一つであった。「愛」を語るバトルを制したのは、SF小説の名作、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を持ってきた高嶋であった。「タイトルは知っているけど、読んだことのない本って結構ありますよね?」という問いかけからスタートした彼のプレゼンには、事前の周到な準備の跡が伺えた。オーディエンスを巻き込んでいく力強いプレゼンに評価が集中し、過去最多の9票を獲得することとなった。

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☆第4回チャンプ本紹介
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」…
長く続いた戦争のため、放射能灰に汚染され廃墟と化した地球。生き残ったものの中には異星に安住の地を求めるものも多い。そのため異星での植民計画が重要視されるが、過酷で危険を伴う労働は、もっぱらアンドロイドを用いて行われている。また、多くの生物が絶滅し稀少なため、生物を所有することが一種のステータスとなっている。そんななか、火星で植民奴隷として使われていた8人のアンドロイドが逃亡し、地球に逃げ込むという事件が発生。人工の電気羊しか飼えず、本物の動物を手に入れたいと願っているリックは、多額の懸賞金のため「アンドロイド狩り」の仕事を引き受けるのだが…。

映画『ブレードランナー』の原作として知られている、フィリップ・K・ディック1968年発表の傑作長編。

国語科 本間(純)

 救命救急講習

 中間考査最終日の5月23日午後、中学高校保健委員22名と教員4名の計26名は、新宿消防署で「普通救命講習」を受けてきました。
保健委員特権のこの行事も、継続して保健委員をする生徒が増えており、すでに講習を修了した人も多くなりました。今回は中1の参加者中心となりました。
試験後の睡眠不足で眠くなる午後に居眠りをすることもなく、皆熱心に受講していました。

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〈反応の確認〉

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〈人工呼吸〉

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〈胸骨圧迫〉

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〈AEDによる除細動〉

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〈確認テスト中〉

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 地学部 武蔵五日市巡検

 地学部は6月15日(日)、中学1年生の歓迎もかねて、武蔵五日市駅近くの秋川に化石採集に行きました。はじめに「あきる野市五日市郷土館」にも立ち寄り、五日市の地質や産出化石ばかりでなく、地元の生活や、五日市憲法に関する展示なども見学しました。地学部の活動ではありますが、せっかくの機会ですので、いろいろなことに関心を持って見てもらえるとうれしいです。
 化石採集では、今から1500〜1600万年前の新生代新第三紀中新世の地層から、メタセコイアや広葉樹の葉っぱの化石などを採取しました。ほとんどの中1が初めての化石採集でしたが、ひんやりとした川のながれにしばし暑さも忘れ、夢中でハンマーを振っていました。「先生これは?」という声があちこちから聞かれ、多くの人が何かしらの収穫を得られていたようです。なかなか出てこない人もいましたが、なかなか出ないからこそ、何かが出たときの喜びもひとしおなのです。また、このような機会には、ぜひ積極的に参加し、自分で見つける喜びを積み重ねていってほしいと思います。
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 中学2年 PA合宿

 中学2年生は6月2日から6日にかけて、2クラスずつがそれぞれ1泊2日の日程で、高尾の森わくわくビレッジにてPA合宿を行いました。
 昨年も、入学したての4月に日帰りでPA体験を行いましたが、今回はさらに難易度の高いプログラムに挑戦する中で、物事への取り組み方、他者との関わり方、集団での活動の仕方などを学びました。普段の学校生活では得難い、貴重な学びの機会となりました。
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