学園ノート アーカイブ

 高校サッカー部 第三地区新人選手権大会優勝 都大会出場決定

 高校サッカー部は12月20日(日)に城北高校と第3地区新人選手権大会の決勝を戦い、1-0で見事勝利をおさめました。12月13日(日)に行われた、國學院高校との準決勝を1-0で勝利したため、都大会出場は決まっていましたが、高いモチベーションを維持したまま、決勝でも海城らしい粘り強いサッカーが出来たと思います。大会を通じて全員がハードワークして無失点で優勝までたどり着けたことで選手たちもより一層自信を深めたと思います。また、なによりもベンチ外の選手たちや保護者、OBの皆様の一体感がこのような素晴らしい結果につながったと思います。新人大会での都大会出場と地区優勝は海城サッカー部史上でも初の快挙です。各地区の代表2校と前回の高校選手権大会ベスト16の学校を含めた32校が出場する関東大会東京都大会は4月に行われます。都大会出場チームにふさわしい戦いができるようにここから3か月また良い準備をして挑んでほしいと思います。
%A5%B5%A5%C3%A5%AB%A1%BC%C9%F4%BF%B7%BF%CD%C0%EF.JPG

 理科 2015 JAXA(宇宙航空研究開発機構)見学会

 去る12月14日(月)、中3と高1の希望者30名を対象にJAXA見学会を実施しました。昨年と同様、海城のOBである佐孝さん、伊海田さん(ともに2002年卒)にお世話になりました。JAXAの食堂でお二人を囲んで定食をいただいたり、管制室の中のようすや閉鎖・低圧環境訓練設備を(もちろん外からですが)見学させていただいたりと、非日常体験満載の一日でした。
 

 
↓↓↓↓↓↓続きはこちら↓↓↓↓↓↓

続きを読む "理科 2015 JAXA(宇宙航空研究開発機構)見学会" »

 中学2年 理化学研究所見学会

希望者が非常に多い中、抽選に当たった中学2年生28名が理化学研究所を訪れました。

展示事務棟に集合した生徒は、理化学研究所が日本初の自然科学の総合研究所として創立してから現在に至るまでの概要や沿革のお話を聴講しました。物理・化学・生物・医学・工学を専門とする3000人を超えるスタッフが専門を越えてディスカッションしあっていること、ディスカッションは全て英語であることなどから、好きな教科1つだけを勉強していても最先端の研究には適応できないことが感じられたのではないでしょうか。

その後、生徒は各自が希望した「生化学班」もしくは「物理班」の2グループに分かれ、各分野の最先端の実験室を訪問しました。

「生化学班」では味覚の一つである「甘さ」についての講義を聴いてから、実際に甘い化学物質をなめるという体験がありました。ショ糖(砂糖の主成分)に比べて甘さが300倍の「サッカリン」や,650倍の「スクラロース」をなめましたが、甘いと苦いが混ざったような不思議な味覚でした。

「物理班」では宇宙・エネルギー・インフラ・農業・医療・環境など様々な研究においてレーザーが使われていることを講義してもらいました。老眼診断や上空の気温調査など、身近にも活かされている最新の研究の紹介に生徒たちは興味を惹かれていました。その後、レーザーの実物を見せてもらい、光学台の上に広がる多数のミラーから実験の精密さを感じることができたと思います。

各分野での見学を終えた生徒は情報基盤センターに集合し、4DシアターおよびスーパーコンピューターHOKUSAIの見学をしました。
4Dシアターではスーパーコンピューターによってシミュレーションを行った車の空気の流れの様子、心臓が血を体に循環させる様子を3Dメガネを使って観ました。心臓の手術の前にシミュレーションをして安全を確認する時代が近いという話には多くの生徒が目を輝かせていました。
HOKUSAIでは部屋1面に設置された巨大コンピューター群に圧倒され、「メモリ:1TB」といった見慣れない数値に驚かされました。

最先端の研究に触れたこの経験はいい刺激になったに違いありません。今回見学に行った生徒諸君の中から科学界を引っ張っていくような人が出てくれればと願っています。

3月にも同様の見学会(見学する研究室は変わると思います。)を行う予定ですので、今回残念ながら抽選に外れてしまった生徒諸君はその際にも是非申し込んでみてください。(定期的に行われる「一般公開」に足を運ぶのも1つの手です。)

20151215riken_seikagakukoushu.jpg
生化学分野の講習の様子

20151215riken_saccharin.jpg
サッカリンを配られる生徒

20151215riken_butsurikoushu%20%28Mobile%29.jpg

物理分野の講習の様子

20151215riken_shugou.jpg
サイクロトロンの前で集合写真

 理科 ロボット講習会

中1〜中3希望者を対象に「ロボットを作ろう、動かそう」という講座を行いました。

こちらの講座は、ロボットを作り、組み立て、チームで競う体験を通じて、「21世紀の情報社会で活躍するための力」を体感し、学べるようにマイクロソフトとベネッセが企画・提供するものです。

内容としては、3人1組でチームを組み、小型4足歩行ロボットの製作、ロボットを動かすプログラムのコンピューター上での作成を経て、皆の前でロボットの動きをプレゼンテーションするといったものです。

各自の班でプログラムした技の披露のあと、ロボットによる短距離走が行われ、中1のクラスで組んだ班が優勝しました。講師の方に「この記録は過去に見た高校生を含めても非常に速い」とおっしゃって頂けた彼らは達成感に満ちた表情をしていました。

12月14・15日の8:30〜15:30という非常に長い時間を使って、ロボットの組み立てからプログラミングまでを行った生徒は、この経験を機にものづくりの面白さ、難しさを感じることができたように思います。「プログラミング楽しかった人ー?」との質問に全員が手を挙げる様子に21世紀の情報社会で将来活躍する彼らの未来を垣間見たような気がしました。

基本的には毎年この時期に行われる講座なので、今年参加できなかった諸君は、是非来年度参加してもらいたいです。

20151214robot_happyou%20%28Mobile%29.JPG
各自の班で工夫した点、苦労した点などを発表

20151214robot_programming%20%28Mobile%29.JPG
人生初のプログラミング

20151214robot_race%20%28Mobile%29.JPG
白熱したレース

 理科・中1希望者対象の地学野外実習〜多摩川での化石採集

 11月28日(土),中1の希望者を対象に,多摩川(東京都狛江市付近)で,地学分野を中心とした野外実習を行いました.現地では,昭和49年の台風による「狛江水害」で多摩川が決壊した場所を訪れ,決壊した場所に実際に立ち,現場で当時の状況を学びました.最近の台風による増水などの映像も見せ,現場でそれを体感できたことは,座学で河川の氾濫やその力を学ぶだけでは得難い学びだったのではないでしょうか.その後,夕暮れまでの限られた時間でしたが,2〜3時間ほど,約100万年前の海で堆積した地層(飯室層)から,貝などの海棲生物の化石採集を行いました.時間も限られる中,熱心に掘り進めてくれ,貝を中心に化石採集ができました.短時間にしては蟹の爪の部分の化石を見つけた生徒もいました.秋も深まり寒さも心配でしたが,日の出ている時間は暖かく,また引率者の指示をきちんと聴いて行動してくれたので,気持ちの良い充実した実習でした.

20151128kasekisashu1.JPG
川原から宿河原堰を見学.ちょうどすぐ下には魚道がありました.そして,「狛江水害」時に,この眼前の穏やかな多摩川が氾濫したのです.

20151128kasekisashu2.JPG
多摩川決壊の碑の前で,資料や写真,映像を用いて,この場所で実際に起こった洪水について学びました.堤防や柵などが当時の資料や写真にもあり,実感がわいたのでは??

20151128kasekisashu3.JPG
化石採集風景.やや水量が多かったのですが,何とか掘れました.

20151128kasekisashu4.JPG
ピンボケですが,カニの爪の化石のようです.すごい.親指の手前ですがちょっとわかりにくいですね.

 新モンゴル学園だより

 去る10月に、本校と提携関係を結んだモンゴル国ウランバートル市の私立新モンゴル学園(提携調印式の模様はhttp://www.kaijo-academy.jp/_press/2015/10/10/ をご参照ください)から嬉しい便りが届きましたのでご紹介いたします。なお、詳しくは近日発行予定の本校グローバル通信に掲載いたします。そちらも是非ご覧ください。


1.日本政府(文部科学省)奨学金留学生に新モンゴル学園(高校高専)より16名が合格


 コーネル大学,UCLA,モスクワ大学など世界の著名大学に多くの生徒が留学する新モンゴル学園ですが,日本式の教育を積極的に取り入れていることもあり,日本の大学への留学希望者が非常に多いことで知られています。このたび、難関とされる日本政府奨学金留学生試験に、実に16名もの生徒が合格。しかも、モンゴル国からの合格者は全て新モンゴル学園生で独占したとのこと。これは快挙と申せましょう。
 合格者の皆様とご指導にあたられた先生方に心からの敬意を表します。おめでとうございます。


2.ナランバヤル新モンゴル高校校長、日本大使賞を受賞される


 新モンゴル高校校長にして国際政治学博士でいらっしゃるナランバヤル先生が、去る12月1日にウランバートルにて、在モンゴル日本大使賞を受賞されました(写真2)。この栄誉は、日モ友好に格別な尽力をされたモンゴル人の方々に対し,日本政府から贈られるものです。
 ナランバヤル先生、おめでとうございます。先生の益々のご活躍が期待されるところです。
 提携校の名誉は本校の名誉でもあります。両校友好の更なる発展を祈念する次第です。

続きを読む "新モンゴル学園だより" »

 古典芸能部だより

芸団協より取材をうける


 平成27年11月19日(木)、「芸団協」(公益社団法人日本芸能実演家団体協議会実演家著作隣接権センター)の企画部広報課より取材を頂きました(写真1)。
 これは、同会の機関誌「SANZUI」の次号が「笑い」の特集をされるとのことで、落語部門では、なんと、NTVの人気番組「笑点」のスターにして落語芸術協会の大看板である春風亭昇太師への取材記事の傍らで当古典芸能部を扱って頂けるとのことで、一同、日々の活動について熱っぽく語りました。
 なお、本誌は全国の主要劇場で配布されています。
 掲載された誌面を読むのが今から楽しみです。取材頂きましたこと、厚くお礼申し上げます。


(写真1)

%B8%C5%C5%B5%B7%DD%C7%BD%A4%BD%A4%CE%A3%B1.jpg


続きを読む "古典芸能部だより " »

 大久保地区避難所防災訓練

11月28日(土)に戸山小学校でおこなわれた新宿区大久保地区避難所防災訓練に、本校の生徒10名が参加しました。大久保地区避難所防災訓練は、地域の方々、避難所である戸山小学校、同校PTA、新宿区、消防署などが協働で毎年おこなっていますが、本校の生徒が参加するのは今回が初めてです。当日は、避難所開設、仮設トイレ設置、ペット保護、炊き出し、初期消火等の訓練がおこなわれ、地域の方々に交じって本校の生徒たちも積極的に訓練に参加していました。また、備品の運び出しや後片付けなどの「力仕事」でも大いに活躍し、地域の皆さんからたくさんの感謝のお言葉を頂戴しました。

%B2%BE%C0%DF%A5%C8%A5%A4%A5%EC.jpg

            仮設トイレ設置

続きを読む "大久保地区避難所防災訓練" »

 高校バスケ部、新人戦第三支部大会第3位。3年連続で準決勝進出並びに本大会(都大会)出場権を獲得

 高校バスケ部は、10月中旬より開催された新人戦第三支部大会に出場。所属する83校が本大会出場を目指して熱戦を繰り広げる中、本校は順当にベスト8までコマを進め3年連続で新人戦本大会出場権を獲得しました。
 

続きを読む "高校バスケ部、新人戦第三支部大会第3位。3年連続で準決勝進出並びに本大会(都大会)出場権を獲得" »

 理科 地学部 「ちきゅう」特別見学会参加

 11月23日、地学部は横浜港本牧ふ頭で地球深部探査船「ちきゅう」の特別見学会に参加しました。就航10周年を迎えた「ちきゅう」は国際深海科学掘削計画の旗艦として巨大地震・津波のメカニズム解明、地下生命圏の解明、海底資源生成環境の解明など様々な課題に取り組んでおり、今後は世界初のマントル到達も視野に入れる、まさに地球科学の最前線といえる船です。船長をはじめ、そこで実際に働いている人たちから、実物を見ながらじかにお話を聞くことができ、刺激の多い非常に貴重な経験となりました。将来何らかの形でこのような研究活動にかかわる人材が出てくれることを期待しています。
%A4%C1%A4%AD%A4%E5%A4%A6%A3%B1.jpg

続きを読む "理科 地学部 「ちきゅう」特別見学会参加" »

海城中学・高等学校 トップページへ 入試情報はこちら

アーカイブ

Loading...