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 海城の校章


海城は1891年に「海軍予備校」という学校から始まりましたが,その当時の校章がメモリアルホール(体育館1F)に展示されています。写真の右が現在の校章,左が当時の校章です。現在の校章は「帆船の帆・Kaijo Schoolの KとS をイメージしている」ものだといわれていますが,当時の校章は「碇に Navy と School のNとS」ですから,そのまんまという感じですね。
写真の中央は当時の「校旗」です。結構ボロボロになっているようで,歴史を感じさせます。
                             motegi@kaijo

 校門付近の銅像


海城の校門を入ってすぐ左側に,立像(初代校長 古賀喜三郎 先生)と胸像(第2代校長 吉見乾海 先生)の2体の銅像があります。
この銅像はもともと本館(現在の2号館の場所)の玄関横にありましたが,海城の100周年の記念事業として本館が現2号館に生まれ変わったときに,校門付近に移設されました。
写真は海城を創設した古賀喜三郎先生(当時海軍少佐)です。クスノキの木漏れ日の中,いつも海城生を優しく見守っています。
                             motegi@kaijo


 海城のクスノキ


海城の校門横に大きなクスノキがあります。海城が現在の「大久保の地に移転してきたときからあった木だ」とも「枯れたので数十年前に植え替えた木だ」とも言われています。『水族館は海への扉』杉浦 宏著(岩波ジュニア新書164)の中に海城のクスノキの話が出てきますので,杉浦さん(1930年生)が海城生だったころから大きな木だったようです。
クスノキは,春になり枝先に若葉が伸びてくると,前年の葉が若葉に後を譲るように落葉する(譲葉)ので,常に緑色の葉をつけて(常緑樹)います。4月のよく晴れた日にデジカメで写してみました。今は若葉がとてもきれいです。
クスノキからはショウノウ(樟脳)が採れますので,葉をちぎってクシャクシャして匂いをかぐとショウノウ独特の香りがします。ショウノウは防虫剤として使われるほどですから,虫もつかず,クスノキは長寿で巨木になるのかも知れません。
海城にご来校の際は,校門横のクスノキにも少し目を向けてみてください。海城の歴史の生き証人ですから・・・
                             motegi@kaijo

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