生物科 バイオテクノロジー実習
12月14〜16日で、高校2年生の希望者30名ほどを対象に、教材用キットを用いてバイオテクノロジー実習を行いました。
大腸菌の遺伝子組み換え実験やPCR法を用いて、科学捜査を模した簡単なDNA解析実験を行い、近年急激に進歩している科学技術の一端に触れることができたと思います。大腸菌の遺伝子組み換え実験では、緑色蛍光タンパク質(GFP)の遺伝子を大腸菌に導入し、発現させることで綺麗に緑色に光るコロニーを観察できました。DNA解析では、特定のDNA領域を増幅したり、得られたDNAサンプルを電気泳動法でDNA鎖の長さごとに分離し、撮影を行ったりしました。DNAを扱う実験では温度や手際の良さで、うまくいかない班もありましたが、大腸菌の実験では参加者全員の培地に緑色に光るコロニーが得られ、いい経験ができたと思います。