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 数学科リレー講座 統計学入門

8月24日〜29日に数学科リレー講座が開かれました。今年のテーマは統計学。講座案内には


あなたは次の問題に、統計的に判断を下せますか?
(Q1) 運の良い人、悪い人はこの世に存在する。
(Q2) 1億2000万人の日本人の調査。サンプル数は1万より小で概ねOKである。


という興味がそそられる問いが書いてあり、希望者多数となったため抽選となってしまいました。その結果選ばれた中1から高2までの75名が参加して行われました。6日間のメニューと担当者は


1日目 統計とは (川崎先生)
2日目 平均・確率 (縫部先生)
3日目 相関 (平山先生)
4日目 いろいろな分布 (柴山先生)
5日目 推定 (網谷先生)
6日目 検定 (兼子先生)


でした。結構難しい内容も含まれていたのですが、最終日まで欠席もあまり増えることなく、熱心に聴講していました。一見正しそうな「ウソ」に騙されないで、統計の知識を身につけて「そのデータの意味することが何なのか」を見抜けるようになったでしょうか。

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             1日目の様子

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             2日目(平均・確率)

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             3日目(相関)

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          4日目(いろいろな分布)

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            5日目(推定)


受講した生徒の感想


普段の様な数式だけを組み合わせて解答を得られる問題ではない問題を考える事ができて、また違った数学の面白さを発見できた。(1日目 高1)
クイズやジョークも交えて行われて、とても面白く組まれた講習に、実はこっち側の勝手な事情で初日から少し寝不足だったぼくも、気が付けば完全に引き込まれていました。(1日目 中1)
改めて数学にはいろいろなおもしろみがあると思った。(2日目 中2)
部活を休まなければならなかったが、部活を休んで来る価値はあったと感じた。(3日目 中1)
乱数表を用いた実験では、一方が推定した範囲から外れた人が多かったのが楽しかった。(5日目 高1)


アンケートより


そのまま単語や原理を教えられてもちんぷんかんぷんだったはずの内容をとても分かりやすく説明してもらえたので、とても分かりやすく有意義な講座だった思った。(中1)
何気ない事柄を統計学によって数値的に考えることができてとても楽しかった。(中1)
情報社会の今、自分が騙すかもしれないし、騙されるかもしれない。(中2)
今までの講座よりも実用的な部分に目を向けたものだったので良いと思った。(中3)
「こんなもの何に使うんだ」と持っていた知識が統計の裏に隠れていたことに驚きを感じた。(高2)

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