模型部 TOKYOガンダムプロジェクトに出品
9月26日(土)から10月4日(日)お台場にあるシンボルプロムナード公園のウエストプロムナードで「TOKYOガンダムプロジェクト2015〜東京から世界へ〜」が行われています。詳しくは、本プロジェクトのホームページ(http://www.tokyo-gundam-project.jp/)に譲りますが、国際交流を目的としたイベントです。
9月27日と10月4日には、複数の高校が野点、空手、ダンス、マーチングバンドの演奏等を披露したり、テントの中で、各国の物産を展示したり、国の紹介をする大きなイベントです。会場は等身大のガンダムの足下で、本校模型部も展示スペースを設けていただき、作品を出品することができました。
3校合作ジオラマ
今回、特に披露したいのが、本校と高輪高校、都立竹早高校3校合作のジオラマです。タイトルは「陸と宇宙の三者合同緊急作戦」。50cm×90cm×150cmの中に初期ガンダムの陸、宇宙の戦いを描いたものです。情景を主に本校が担当し、各校が手をかけ、時間をかけて制作したモビルスーツの機体を持ち寄って仕上げました。
合同制作が決まり、ミーティングをもったのが夏休み半ば、それ以降、休み中ということもあって、なかなか連絡がとれない中、それぞれ制作を始めました。2学期に入り、各校とも文化祭の準備と平行しての作業で、かなりきつい模型制作でしたが元々好きなことゆえ、放課後は没頭していました。本校部員の担任の先生によると休み時間のたびに作業していた生徒もいたようです。ただ、部室に行くと手を止めて宙をボーッと見つめている部員もおり、換気が十分でないかと少々心配もしました。尋ねると、ジオラマの情景をどのようにするか考えていたとのことです。
ジオラマは、それ自体がいくつかの作品を情景の中に、ストーリー性を持たせて置いていくものですが、今回は、特に複数の部員、そして他校の生徒の作品も交えて一つの作品を作り上げることができ、達成感も一入だったのではないかと思います。
今回は、主催者から声をかけていただいて参加することができました。この機会を与えてくださったことに感謝いたします。また、裏で、時間や場所の管理をする方、作品の台を作る方、キャプション作成や展示場の装飾をする方、心配しながらも見守ってくださった家族、様々な方が関わりできあがったものであることを生徒もかみしめていることと思います。
(模型部顧問)
等身大ガンダムをバックに