English Camp 第2隊 最終日
3日目となる今日は、いよいよ同じトピックを選んだグループとのディベートです。
自分たちの主張を表明し、相手の主張を聞いて反論し、結論を述べる、という流れの中で勝敗の分かれ目となったのは発表技術でした。
主張そのものは、どのグループもよく考えられていましたが、いかに相手の目を見てゆっくりはっきり話せるかといったことが母国語で討論するよりも難しかったと思います。ネイティブの先生方からは、「意見を言うときも聞くときも、両手は机の上にのせたほうがいい」「背筋を延ばして少し体を前に傾けたほうがいい」「相手の意見を聞いているときにメモをたくさんとっているとプレッシャーを与えられる」といったアドバイスをもらいました。昨晩、レッスンが終わった後で自分達の部屋で発表の練習していた生徒や、日々の英語学習を怠らない生徒は自分が使う英語に自信を持って堂々と発表していたように見えました。また、生徒達は自分が言いたいことがあるのにうまく言えない理由に、語彙や言い換える能力が不足していることを感じてくれたでしょうか。語彙といっても意味のわかる単語が何千語あるかだけではなく、使いたいときに瞬時に適切な場面と用法で使える語彙がどれだけあるか、自分の言いたいことを自分の使える語彙でどうパラフレーズできるか、といった力をこれから高めていってくれたら幸いです。(本間匡倫)
↑ディベート風景。
↑閉会式の様子。