5月6日、生物部員14名で埼玉県所沢市の北野の谷戸の里山保全活動に参加してきました。好天にも恵まれ、新緑の中で楽しく作業ができました。今回の作業では、来月の田植えに向けて稲の苗を作るための水苗代つくりや、畑を耕して里芋の植え付け、落花生・小豆の種を植える作業をしました。また、竹林の整備のためにタケノコ堀りも行いました。
作業後はザリガニの調査や林床の植生、土壌動物の調査を行いました。多くの生物が活発に動き出し、生徒たちの調査も本格化してきました。今年度も里山ボランティアと生物調査の両方を狭山丘陵をフィールドに展開していきます。
田んぼに水苗代を作る様子
完成した水苗代。来月の田植えに向けて、苗がしっかり成長してほしいです。
畑を耕し、畝を作りそこに小豆の種を植えました。作業の途中にはジャコウアゲハやアカボシゴマダラなど様々なチョウが飛んできて観察しながら作業をしました。
竹林でのタケノコ掘り。採れたてのタケノコを家に持ち帰っておいしく食べました。春の味覚を楽しめるのも里山ボランティアの醍醐味です。