2014年度中3アメリカ研修(最終回)
3月29日(日)
別れの朝。Host familyの方がcrazy!と繰り返してしまうほどの凍てつく寒さの中、出発の時間を過ぎても、host familyと海城生はなかなか離れることができません。涙、抱擁、笑顔。そろそろバスに乗ろうという引率教員の声も海城生にはなかなか届かず、出発したくてイライラしているバスのドライバーの大きなクラクションを待つしかありませんでした。
3時間かけ、雲一つないボストンに到着。Trinity ChurchとJohn Hancock Towerの見学から始まり、Fenway Parkのツアーに参加、その後Freedom Trailに沿って散歩したり、Beacon Hill等市内要所を見学したり、ボストン茶会事件について学んだりしました。
夕方、ニューヨークの現地校で学んでいる海城生のU君と、ボストンのホテルで久しぶりに再会。元気そうで何よりでした。皆でニューヨークでの授業、部活、生活等について聞き、文化の違いについて改めて気づかされました。
3月30日(月)
本日の目玉は何といってもMITの日本人学生、日本人研究者5名によるキャンパスツアー。うち1人は、2002年卒の海城の卒業生でした。
彼はもうすぐMBAを取得し、起業に備えるとのこと。昔教えた生徒とこのようなかたちで再会するのも不思議な縁です。世界中から背景の全く異なる人たちが集まるMITで、互いに刺激しながら自由に学び、自己実現をし、世の中に貢献する。目を開かされた海城生も多かったのではないでしょうか。
その後、ハーバード大学とボストンサイエンスミュージアム、USS Constitutionの見学。ボストンの歴史、文化、大学等について多くを学ぶことができた素晴らしい2日間でした。
3月31日(火)
今日はこれからボストンの市内観光、ショッピングを2時間ほど楽しみ、午後成田へ向けて発ちます。日本時間4月1日(水)午後4時成田着の予定です。
(まだ終わっていませんが)あっという間の研修旅行でした。この約10日間の体験は、オンラインでは不可能です。五感をフル活用して学ぶことができた海城生は幸せです。彼らはベストを尽くしました。
今回の研修にあたって、本当に多くの方々にお世話になりました。特に、SJAのメシックス先生 、ゲスナー御夫妻、ロベット校長先生、グレン先生からは、最高のおもてなしをいただきました。皆様のおかけで、SJAと海城との関係がより一層深くなりました。この研修にかかわったすべての方々にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
(引率教員I)