<< 夏期講習 国語リレー講座 第2回夏期講習 国語リレー講座 第4回 >>

 夏期講習 国語リレー講座 第3回

 夏期講習「国語リレー講座」第三回。担当は村上慎一教諭でした。


20140827132304.jpg


 題目は「『竹取物語』とは何か―物語の構造」です。


20140827130%2016.jpg


 講義では、教科書には必ず採りあげられており、知らない人はいないと思われる『竹取物語』も、授業で読むのはそのわずかな断片でしかないことを指摘した後で、『竹取物語』とはどのような物語であるのか、その一部を読んだだけでは分からないようなこの物語の魅力、物語の構造について解説していきました。


20140827132%2022.jpg

 
 講義を終えた生徒たちの感想を引用します。


「ただのおとぎ話としてしか読んでいなかった『竹取物語』も、視点を変えて読んでみれば、今の時代にもあるような理想と人間という大きなテーマで書かれたように見えてくる不思議。とても興味深かったです」


「竹取物語は日本最古の物語とも言われていながら、今なお読みつがれていることが少し不思議だった。だか実は複数の説話が入り乱れ、、大変昔の作品なのに作者の思想が描かれているということを知り、1000年前の人間と私たちにはあまり差異はないのではないかと思った」


20140827130409.jpg


 次回は安達隆之教諭が担当します。


海城中学・高等学校 トップページへ 入試情報はこちら

アーカイブ

Loading...