イギリス海外研修 13日目
いよいよ、イギリス研修も残すところあと2日となりました。
今日は、世界遺産にもなっているBathにbusで向かいました。busの中にはBethも乗っています。(私もオヤジギャグが好きな歳になってきたのでしょうか…(笑))片道2時間位ですから、ロンドン旅行の時よりは自由時間も長くとることができます。言うまでもなく、(じゃあ言うな、って言わないで)Bathは、お風呂を意味する英語bathの語源になった都市であり(実のところ、温泉があったからBathと名付けられた説の方が有力らしいのですが、まあ、そこはいいでしょう)、イングランド有数の観光地です。日本人の方も数多く見かけました。作家Jane Austen(1775-1817)が住んでいた場所でもあり、英詩の父と称えられるGeoffrey Chaucer(c.1343-1400)の「カンタベリー物語」に出てくるThe Wife of Bath(バースのおかみ)は、ここの出身という設定ですので、文学好きにもたまらない場所なわけです。Beth先生もおっしゃっていたのですが、新しいものと古いものがうまく融合しているところだな、という印象を持ちました。特に医学部が名高いバース大学があるということもあり、若者にも人気の都市です。
到着後は、まず、ローマンバースミュージアムへ直行。日本語のオーディオガイドを片手に、各自で見学を行いました。今は、水(お湯?)に触ることはできませんが、Giles先生によると、1970年代位までは、水着姿で水に浸かっている人がいたとのこと。今では想像できませんが…。映画「テルマエロマエ」の影響もあってか、生徒は食い入るように展示物を見学していました。日本人にとっての銭湯と似たような役割も果たしていたようで、何となく親近感もわきますね。その後、John Wood(1704-54)という建築家の手によるサーカス、ロイヤルクレセントというユニークな建物を見学し、自由時間としました。お土産も、だいぶ買っていたようですが、果たしてスーツケースに入るのでしょうか…?
帰りのコーチの中では、再び3人の授業担当の先生方から心温まるメッセージを頂くことができました。明日香さんからも、大変に勇気付けられるメッセージを頂きました。Beth先生、Giles先生とは、今日でお別れです。本当にどうもありがとうございました。
ローマン・バース・ミュージアムにて。
まさにテルマエ・ロマエの世界です。
サーカス。
英国人の先生方から説明を頂きました。
ロイヤル・クレセント。
こちらでも、英国人の先生方から説明を頂きました。
ロイヤル・クレセントにて。
イングランドのカントリーサイドの素晴らしい景色も、明日で見納めです。