イギリス海外研修 2日目
ロイヤルベビー、ジョージ王子の一歳の誕生日のニュースが新聞各紙を
賑わせる中、いよいよモーバンカレッジでの研修が本格的に始まりました。
モーバンカレッジは、ノーベル化学賞やノーベル経済学賞の受賞者も輩出している由緒ある学校です。
今日は、図書館まで先生方が生徒を迎えに来てくださいました。
Class AはHeather先生、Class BはBeth先生、そしてClass CがGiles先生です。
(Beth先生は15年間長野にお住まいだったらしく、時々日本のことも授業で言及なさっていました。)
最初は、生徒の自己紹介から授業が始まりました。授業でプレゼンテーションの話題が出てくるのは明日以降になりそうです。
生徒は概ね真剣かつ積極的に授業を受けることができ、先生方からもお褒めのお言葉を
頂戴しました。せっかく来たからには、いい意味で話題に上る生徒になってほしいものです。
今日は授業自体は60分だけ(30分×2)。授業の合間には、キャンパスツアーも行われ、広大なキャンパス内にある様々な施設を紹介して頂きました。本当に、広大な敷地です。
ツアーの最中、Giles先生が、Malvernという語の語源を説明してくださいました。
Malvernという語はウェールズ語が起源とのことで、英語で“bald hill”(禿げた丘)を
意味する2語から来ているそうです。確かによく見てみると、モーバンの丘は頂上付近は緑がうすく、はげかかっているのが分かります。Well put!
昼食後、モーバンの丘へ行き、20分ほど頂上まで歩きました。天気もよく、イングランドの典型的な田園風景を見渡すことができました。もちろん、ちょっとした運動にもなりました!
その後、我々は自動車メーカー、モーガンモーターズへ。車好きにはたまらない場所です。(今回の30人の中には大の車好きもいます。)
モーガンモーターズは、地元の新聞Malvern Gazetteで“the oldest privately owned car manufacturer in the world"と紹介されている通り、地元の人々が世界に誇る伝統的なメーカーです。「一つ一つを手作りで」がモットーで、今の場所で自動車の生産を始めてから先週でちょうど100年を迎えたとのことで、新聞では大きく取り上げられていました。
現地では実際に自動車を作る工程を見せて頂き、ラッキーなことに、「エンジンの音が聞きたい!」と言った一人の生徒が、運転席に乗せてもらい、エンジンをかけさせてもらうこともできました。
今日の最後は、「威風堂々」などで知られるエドワード・エルガー(逝去から今年でちょうど80年)の生家へ。字幕なしのエルガー紹介ビデオはきちんと理解できたでしょうか。
ベンチに座っているエルガーの銅像と写真を撮り、イングリッシュガーデンの美しさも我々の目を充分に楽しませてくれました。
毎日、生徒の健康チェックを実施していきますが、これまでのところ、皆元気に過ごしています。
朝の朝礼の様子。全員元気に登校できていました。
キャンパスツアー。
キャンパスツアー。
Morgan Motors創設者もモーバンカレッジの卒業生だそうです。
Daily Mailの一面はGeorge王子が1歳を迎えたという記事でした。
モーバンヒルにて。
Morgan Motorsの工場見学。
車体に使われるイングリッシュ・アッシュの木片をお土産に頂きました。
エンジン音を堪能する車好き。
「威風堂々」の作者エドワード・エルガーの生家を見学しました。