競技かるた部活動報告その15
さる6月1日(日)、高校選手権予選と中学選手権予選が同日に行われました。高校選手権は、通称「かるた甲子園」と言われ、毎年かるたの聖地滋賀県近江神宮で行われる、高校かるたにおける最も大きな大会であり、東京都からは二校出場することができます。
海城かるた部は、東京都四位で全国出場ならずであった昨年から、この大会を目標に、日々研鑚を重ねてきました。予選大会当日、都内24校が参加して行われたポイント制の個人戦による一次予選を、海城高校は16/20ポイントで四位通過し、午後からの団体戦に駒を進めました。
団体戦では、第一試合の対都立桜修館高校戦、第二試合の対十文字高校戦を勝ち進み、ついにベスト4入りを決する第三試合、両国高校との対戦となりました。結果は、A級選手二名を擁する両国高校に惜敗、決勝戦に進んだのは、昨年に引き続き暁星高校、白鴎高校、駒場高校と、新たに両国高校の4校となりました。非常に遺憾な結果となりましたが、この結果を受け止め、来年に向けて新生海城かるた部として努力を続けたいと思います。
一方、中学選手権の方は、嬉しいニュースとなりました。こちらは学校対抗でなく、東京都の中学生から21名を選出し、東京都チームとして全国に出るのですが、そのメンバーに、3-8板垣、3-3平山の二名が選ばれました。海城かるた部、中高合わせて初の全国出場となります。
中学選手権は8月2日(日)に多摩市武道館で行われる予定です。海城かるた部次世代のエース二人の活躍にご期待ください。