地学部 武蔵五日市巡検
地学部は6月15日(日)、中学1年生の歓迎もかねて、武蔵五日市駅近くの秋川に化石採集に行きました。はじめに「あきる野市五日市郷土館」にも立ち寄り、五日市の地質や産出化石ばかりでなく、地元の生活や、五日市憲法に関する展示なども見学しました。地学部の活動ではありますが、せっかくの機会ですので、いろいろなことに関心を持って見てもらえるとうれしいです。
化石採集では、今から1500〜1600万年前の新生代新第三紀中新世の地層から、メタセコイアや広葉樹の葉っぱの化石などを採取しました。ほとんどの中1が初めての化石採集でしたが、ひんやりとした川のながれにしばし暑さも忘れ、夢中でハンマーを振っていました。「先生これは?」という声があちこちから聞かれ、多くの人が何かしらの収穫を得られていたようです。なかなか出てこない人もいましたが、なかなか出ないからこそ、何かが出たときの喜びもひとしおなのです。また、このような機会には、ぜひ積極的に参加し、自分で見つける喜びを積み重ねていってほしいと思います。