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 生物部 アライグマ生息調査に参加

 報告が遅くなりましたが、4月29日、埼玉県立飯能高校で開催されたアライグマの生息数調査の研修に生物部で参加してきました。埼玉県の高校を中心に10校程の教員や生徒が集まり、アライグマの生態や社寺の柱についた爪痕による生息の確認方法を学びました。アライグマは特定外来生物に指定されており、各地で増えて農作物や建物に被害を与えており、各地でどれくらいの数が生息しているのかが注目されています。今回の研修に参加した高校がそれぞれの地域でアライグマの生息調査をし、データを集めて埼玉県を中心としたアライグマの生息状況を明らかにしていく予定です。
 他校と連携した調査となります。それぞれがデータを持ち寄り議論をします。とても学びの多い調査になっていきそうです。
 早速ゴールデンウィークの休みを利用して、家の近くの社寺のアライグマの爪痕調査をしている生徒もいました。爪痕を調査するだけでなく、寺社の方々への聞き取り調査もあります。社会のレポートの取材で学んだことも生かしながら調査をしてほしいです。
(生物部顧問)

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研修では近くのお寺に行き、柱に残るアライグマの爪痕の調査を行いました。

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アライグマの爪痕。5本の爪痕が特徴です。

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皆で爪痕を探す様子。

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爪痕を写真に撮りました。各自で調査をする時は、このように爪痕の証拠写真を撮り、古い爪痕か新しい爪痕かなどを判断します。寺社の方の聞き取り調査も行い、その寺社にアライグマが生息しているかを総合的に判断していきます。

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