第17回「俳句甲子園」関東地区大会に本校高1有志10名が参加
さる6月15日(日)、第17回「俳句甲子園」関東地区大会が羽田空港第1ターミナルで行われました。「俳句甲子園」は、毎年8月下旬に愛媛県松山市で開催される、高校生を対象とした俳句コンクールのことです。回を重ねるごとに参加校が増え、今大会は、全国から実に100校以上の学校が参加する大会となりました。関東地区は、8校12チームがエントリー(うち1チームは棄権)。抽選により2会場にわかれ、2ブロック(3チーム・3チーム)の総当たり戦を経て、各ブロックの1位同士が決勝戦を戦う方式となりました。つまり関東地区からは2校が全国行きの切符を手に入れられるわけです。我が校からは、4月末に本校で実施された俳句ワークショップに参加した高校1年生7名と、その後メンバーに加わった3名を合わせた計10名が参加しました。AB2チームのエントリーです。
予選大会当日、まずは抽選で対戦校を決定しました。何とABともに同一ブロックに入ってしまうという予期せぬ結果となってしまい、一同茫然自失。さらにもう1校があの開成高校、しかもそのAチーム。開成高校は全国大会の常連で全国での優勝を目標としている高校俳句界きっての強豪校です。ある意味「もってる」彼らの強運ぶりを嘆き?ながらも、最高レベルを体感できる機会を得られたことを喜ぼうと、前向きに試合に臨むこととなりました。
くじ運が…。
本校は、第2会場での試合となりました。第2会場は、羽田空港第1ターミナルの2階吹き抜け部分にあるイベントスペースです。東京土産を買うお客様に見守られる中で試合は進んでいきました。王者開成に真っ向から勝負を挑んだ海城生でしたが、圧倒的な実力差もあり、ABとも残念ながら決勝戦にコマを進めることはかないませんでした。ただ大会に参加したことで得られたものは数知れません。解散時にみせてくれた生徒ひとりひとりの充実した顔がそれを何より物語っていました。
これが試合会場。
句はこのように披露されるのです。
チーム一丸で戦います。
相手の鑑賞に耳を傾けます
相手の句に鋭く切り込みます
和やかな局面もあるのです
判定はこのように。
戦い終わって…お疲れ様
高1国語担当 本間(純)