中学2年 校外研修で高尾山登山
蒸し暑い朝曇りが続く中を「校外研修」で高尾山登山をしてきました。高尾山は近年国際的にも注目の的ともなっていることもあって、外国からのお客さんも多数見受けられました。修験の道場としての風格も随所に感じられ、荘厳な雰囲気もあるところが外国人にも普遍的な魅力になっているのかも知れませんね。集合場所としたケーブルカーの麓駅前の池では朝からカジカの鳴き声が響き、若葉の香りが広がっていて、生徒たちにとっても都塵を逃れる良いリフレッシュの機会になったかと思います。
往路に1号路、復路に3号路を使うプランで、330人を超える生徒たちに大きな事故や怪我もなく無事に終えることができました。また、昼前後からは山地特有の涼しくさわやかな風も吹くようになり、視界が開けた所や木漏れ日が優しく降るところなども楽しめるようになりました。お昼には、修験者の一行が法螺貝を吹き鳴らしながら山中を上っていく姿も垣間見ることができました。
なお、当日の朝にイオン(異音)発生とその点検のために京王線が30分程度に亘って遅延したため、一部の生徒が本属のクラスの仲間とは違う形で参加することになりましたが、みな気持ちよく参加できてよかったと思います。ただ、「自分達だけが気持ちいい」のではダメで、むしろ、他者を思いやって片側を空けて登山するマナーや、往復の電車中のマナーについても再度徹底する必要があると痛感しました。お力添えいただいた方々に心より感謝します。 (2年4組担任・横井)