2013年度 中学アメリカ海外研修 11日目
<第十一日目(3月30日(日))>
今日はボストン滞在2日目。
午前中は、まず、MIT(マサチューセッツ工科大学)へ。
現地で研究生活を送られている7人の方々にキャンパスツアーを
して頂きました。
「工科大学」と耳にするといわゆる理系の学問しか扱っていないのでは・・・、
と思ってしまいがちですが、言語学や文学、経済学や哲学など、
日本の高校生が思いつくであろうあらゆる学問分野を扱っているのが、このMITです。
また、日本だと一人の学生が一つの学問分野しか研究しないことが多いと思いますが、
こちらでは複数の学問分野にまたがった研究をしている人も多い、ということも伺うことができました。
実際にキャンパスツアーをしてくださった研究者の方々も、建築、化学、経済学、教育学等々、
多岐にわたって研究していらっしゃいました。
実際に研究棟の中に入り、大学の雰囲気を存分に味わうことができたのは、貴重な経験だったと
言えるでしょう。
キャンパスツアー後は昼食を頂きながら簡単な座談会が催されましたが、学費のことや
授業のレベルのこと、そして将来設計や米国の中等教育や高等教育の裏話等々、様々な話を
伺うことができ、生徒諸君もいろいろと今後の自分を考えるきっかけとなったようです。
研究者の方々、日曜日のお休みの中、本当にありがとうございました。
午後は、まず、Harvardへ。
図書館に関する貴重な裏話、Harvardの銅像に隠された3つの「ウソ」、正門についての
噂話など、ガイドさん(←本当にプロ中のプロと言ってよいガイドさんでした!)から
様々なお話を伺うことができました。
生協(COOP)で大量のお土産を購入後、サイエンスミュージアムへ。
晴れていればチャールズ川がきれいに映える大きなガラス窓を備えたこのミュージアムには、
ありとあらゆるサイエンスに関する展示がありました。
(ボストンとケンブリッジの境界線も館内の廊下に示されていました!)
その後、チャイナタウンで中華料理を頂いた後、ホテルへ。
パッキングは、大丈夫でしょうか・・・?
ボストンの夜も、今日が最後です。
MITにて。
MITに留学している日本人研究者のみなさん、ありがとうございました。
ハーバード大学にて。
ボストンサイエンスミュージアムにて。
巨大なテスラコイルをもちいてウィリアム・テル序曲を演奏するという実験を見ることができました。
USSコンスティチューション