生物部 北野の谷戸の里山保全活動〜循環型農法開始!〜
3月9日、生物部の生徒15名で、埼玉県所沢市の北野の谷戸の里山保全活動に参加してきました。昨年の冬に谷戸の雑木林の落ち葉を集めて作った落ち葉堆肥を水田と畑に撒く作業を行いました。肥料を谷戸の雑木林からまかなうことで、雑木林と農地が繋がりました。いわゆる循環型農法の開始となりました。落ち葉を集めるために雑木林の手入れが進んでいき、雑木林に適応した多くの里山の生物が増えてきます。例えば、カブトムシ。今回の落ち葉堆肥の中には生物部員が数えた所、762匹ものカブトムシの幼虫がいました。保全活動を通して、多くの生物達に触れ合えることは生徒たちにとって貴重な体験となっています。
その他、来年の肥料を作るための落ち葉掃きやジャガイモの植え付けを行いました。作業内容も様々でとても充実した作業となりました。(生物部顧問)
落ち葉堆肥場からカブトムシ幼虫を探し出して分ける作業を行いました。
カブトムシの幼虫762匹と記念撮影!こんなに多くのカブトムシの幼虫がいるとは驚きです。カブトムシの幼虫たちは近くの土に戻してあげました。
落ち葉堆肥を袋にいれて運びました。ただ、この運び方では重くて、運びにくい!
竹で担ぐことで楽に堆肥を運べるようになりました!作業する中で出てくる知恵ですね。
落ち葉堆肥を田んぼに運び、それをバケツに入れて田んぼに撒きました。
来年の堆肥を作るために落ち葉掃きも行いました。
落ち葉がたくさん溜まりました。今年も多くのカブトムシが育ってくれるでしょう。
ジャガイモを植えるために畑を耕しました。梅の木の下での作業。春を感じます。
ジャガイモを植えました。落ち葉堆肥を使っています。7月の収穫に向けてしっかりと成長してほしいです。