2013年度 中学アメリカ海外研修 5日目
<第五日目(3月24日(月))>
月曜日。
週末をホストファミリーとともに過ごした生徒たちが、いよいよSt. Johnsbury Academyへ登校する日です。
この日の朝の気温は、なんと、マイナス20℃。
東京ではこの温度を経験することは、まずないでしょう。
引率教員にとっても、呼吸をすると、口や鼻の中が凍る感覚は初めてのことでした。
朝、花壇で見かけた霜。こんなに大きいものを見られるのも、バーモントならでは。
8:00、チャペル(朝会)から生徒たちのスクールライフが始まりました。
チャペルが行われるFuller Hall。
ステージには「Welcom Kaijo Gakuen School! ようこそ海城学園」のメッセージ。
本当に、歓迎して頂き、ありがとうございます。
海城生代表のスピーチ。立派でした。
ホストスチューデントと海城の生徒たち。
午前中はホストスチューデントと同じ授業に出席をしました。
午後からはSt. Johnsburyからバスで30分くらい移動し、
Peachamというニューイングランド様式の町並みの地域を散策しました。
真っ白な教会。
その後、メープルシロップ工場を見学しました。
メープルシロップができる過程の説明を受ける生徒たち。
もちろん、全部英語です。
現代では、それぞれのメープルの木をチューブでつなぎ、減圧することによって効率的にメープルシロップの原液を集めているそうです。
この原液を90%凝縮して、メープルシロップをつくるのです。
ただし、このまま凝縮すると、ミネラル分が多くなって体に悪いそうなので、特殊な方法で取り除くそうです。
日本ではミディアムの濃さのメープルシロップしか見かけませんが、
メープルシロップの原液を取る時期によって濃さが違うようで、
ミディアムよりも早い時期に取ったFancyという薄めのメープルシロップや、
ミディアムよりも濃いAmber,Darkといった種類もありました。
もちろん、お土産も買いました。
夕方には、プールにて水泳の授業を受けました。
海城同士、週末の英語漬けのストレスを発散するように、
元気にプールで水泳や遊びをしていました。
その後、各ホストスチューデントと一緒に家に帰ったり、
さらにバスケットボールなどのスポーツをして過ごしました。