中2 かるた大会。
2月22日(土)、中学2年生は 《全員参加》 のかるた(百人一首)大会を行った。
全員、つまり8クラス335人が42のグループに分かれて、かるたを楽しみ、そして得点を競うシステム。これだけ大掛かりなかるた大会は初めての試み。
一般の部が40グループ、選抜グループ(とくに得意な生徒)が2グループ。
この日のために新調したかるたを、一つの校舎の3つのフロアを使って競った。
各クラスでは、3学期になってから、国語や道徳の授業時間、あるいは朝のホームルームの時間を使って練習してきた。
総合優勝したクラスは、朝のホームルームのたった20分程度の時間で百首をとれるほどのスピードを身に付けたそうだ。
特別選抜グループの1位2位の生徒は、エクシビション・マッチとして、個人優勝をかけて対戦した。
ふだんからかるた部で腕を磨き、外部の大会にも出ている彼ら。その緊迫した試合の様子にギャラリーも引きこまたようだった。やはり、周囲に一芸に秀でた生徒たちがいてその生の姿をみるのは貴重なことである。
そして、翌月曜日の朝、学年全体で集まって表彰式。
こうしてゲーム形式を通じてでも古典に親しんでゆくの大切なことだ。これから、古文への理解が深まるとともに、歌に詠まれた世界への理解が深くなってゆければいいのだろう。