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 数学科リレー講座5日目

数学科リレー講座5日目のテーマは「ミンコフスキー幾何」でした。ミンコフスキー幾何とは,特殊相対性理論を数学的に解釈した幾何学です。そのため、前半では物理学としての特殊相対性理論の概要を説明し、後半でその数学的枠組みを解説するという、2部構成の80分間でした。また、物理科から古田教諭も参加され,「E=mc2」と原子核反応の関係を説明していただきました。

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<写真1:講義の様子 上野教諭>

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<写真2:古田教諭による「E=mc2」の解説>

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<写真3:生徒の様子>

【感想】
(中1A君)
幾何の性質が変わると、いろいろなものが変わることがわかった。

(中2B君)
質量―エネルギー等価原理「E=mc2」についての話では、物理の古田先生が丁寧に教えてくださったので、ちゃんと理解することができました。

(高1C君)
特殊相対性理論の概要は前から知っていましたが、どう数式を立てて考えるのか疑問に感じていました。今回の講座で、特殊相対性理論はミンコフスキー空間を考えることで数式によって表現でき,その空間は従来のユークリッド幾何と虚数を介してつながっていると知りました。それにはとても驚き、興味深いものに感じられました。

(高2D君)
相対性理論の考え方を生かして新しい空間を定義するという考え方が面白かった。具体的には、「光速」を不変量として扱うことから始まることがわかった。逆に、ある量があれば、その量が不変となるように新しい空間を定義するということも可能だと思った。現実の必要性に応じて幾何を作っていくことが可能であり、そのように新しい世界を作る面白さを感じた。


最終日は,春木教諭によるエルランゲン・プログラムの解説です。今まで登場した幾何学たちが,「ある概念」を用いて整然と統合されていく様に活目しましょう。

(数学科)

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