国語リレー講座 第4回
国語科の6人の教員がそれぞれ関心のあるテーマについてリレー方式で講義していく「国語リレー講座」。その第4回目の講義が6月7日(金)に行われました。
担当は高校1年学年主任の奥村潤先生。「文法もおもしろい 〜助動詞に注目!〜 」というタイトルで、ご自身が文法や助動詞に興味を持ったきっかけから、文法のおもしろさ、助動詞を観察することでわかることなどまで、お話されました。
具体的な文を例に用いながら、助動詞の相互承接(複数の助動詞の連なり方)にはある一定のきまりがあり、そのきまりから日本語の表現の一つの傾向・特徴が分かるというお話を、生徒たちは熱心に聞いていました。
生徒の感想を紹介します。
「文法というのは覚えるだけで、特におもしろいことはないと思っていたが、実はすごくおもしろくてびっくりした。活用表から読み取れる事を考えたり、意味を推理したりと、探偵の気分だった。文法を習うのが楽しみになった」
「文法のルールには必ずウラがというか理由というかがあって、つながっているのだなぁと感じる部分はあった。だが、助動詞の意味をここまで深く考えたことはなく、ましてや、助動詞の順序は全く考えた事がなく、新鮮な発見だった。古語の相互承接やってみようと思います」
次回は横倉浩一先生が担当します。
〈国語科〉