中3 海外研修8日目
水曜日、8日目です。
今日は、朝の空いてるカフェテリアの写真から始めたいと思います。引率教員が到着するのは7時10分頃。まだ並ばずにお目当ての朝食がとれます。でもこれが20分過ぎになると寮生たちやらカフェテリア朝食派の自宅通学生やらでごったがえし始めます。8時からのチャペル朝礼には遅れられませんからね。
今朝の朝礼では、全校生徒を前に「南中ソーラン」(ソーラン節)を披露しました。フェアウェル・パーティーでの出し物ですが、SJAの生徒全員に見てもらいたい、ということで朝礼でもやらせてもらいました。壇上に上がる前、緊張しまくりの海城生たち。
上がった後も緊張しまくりの海城生たち。
最初は動きが硬くてぎこちなく、どこか恥ずかしそうでしたが・・・
後半は硬さも取れて、それなりに伸び伸びと踊れていたように思います。
リフトも無事決まり・・・
SJAの生徒・教員たちから割れんばかりの喝采を浴びました。スタンディング・オベーションまでしていただきました!
やり終えて満足げに着替える海城生たち。このあとすぐに1時間目です。忙しい。
私たちは今日も授業見学をさせてもらいました。
我々のホスト役であるグレン先生のヨーロッパ史です。
第一次世界大戦(the Great War)前後の話ということで、英語が不得意な私でもちょっとはわかるかなー、と淡い期待を抱いていたのですが・・・
大学で扱うテキストを読んできたこと前提で、生徒同士のディスカッションが主体に授業展開がされており、非常に高いレベルでした・・・。学部3,4年生のゼミ演習を覗かせてもらってる錯覚に陥りました。時折グレン先生が議論の方向性を修正するだけで、あとは生徒の議論主体。(私も講習形式でこういうのをやってみたいなーと考えながら聞いていました。)
文化史も、実際に様々な絵画をプロジェクターで投射しながらの講義で、教授法として参考になりました。
夕方からは、いよいよフェアウェル・パーティー(送別会)があります。
その内容は↓こちらで。
パーティーは18時からなので、16時から合唱と南中ソーランの練習を。
まだこの頃は心に余裕があったのだけれど・・・。
18時近くなって、ホスト・ファミリーが来始めると、生徒たちはエスコートします。この頃からお別れが近いことの実感を深める生徒たちも。
ビュッフェ形式なのでみんなもっとはっちゃけるかと思いましたが、そこは寂しさなのか緊張なのか、皆控えめでした。
ハケット理事長の挨拶。日米の絆について、海城とSJAの絆について、日本と米国の今後について、などを話されていました。
生徒を代表して大沼くんのスピーチ。最初はガチガチに緊張していましたが、すぐに持ち直して落ち着いた良い挨拶になっていました!
ロベット校長の挨拶。スピーチ法を教授されているだけあって、米大統領のような素晴らしいスピーチでした。
この後、海城側から滞在中の様々なお世話に対するお礼として合唱と南中ソーランをお見せしたのですが、引率教員もいろいろと走り回っていて写真が撮れませんでした。でも特に南中ソーランは非常に歓迎していただきました! がんばった甲斐があったね!(写真は夕方の練習時)
20時にはお開き。皆ホスト・ファミリーと、しっとりとした雰囲気の中、帰って行きました。
修了証書とSJAからのプレゼントを手に、ホスト・スチューデントと記念撮影。
明日は、セント・ジョンズベリー・アカデミーで授業を受ける最後の日です。ホスト・ファミリーと過ごす最後の夜でもあります。ピアノ伴奏をしていた生徒が「俺、泣いちゃうかも。」と言っていたのが印象的でした。