中3海外研修 7日目
7日目、火曜日。今朝はチャペルでの朝礼はありません。
各教室へと散っていく生徒たち。
今日は引率教員たちもセント・ジョンズベリー・アカデミーの授業に参加させてもらいました。
まずはフランス語の授業。バーモント州は、一昨日にも書いたカナダ・ケベック州との距離が近いこともあり、フランス語話者がそれなりにいる土地柄のようです。生徒たちの両親や祖父母の世代にはもっと多かったのだとか。
フランス語選択者が多くて賑わっていますね。
家族の紹介をフランス語でするプレゼンテーション型授業。
英語に四苦八苦しているのに、フランス語で当てられています・・・。
フランス語の表現も覚えようとするなんて、どこまで前向きなんだ!
続いては、日本語の授業。フランス語とは打って変わってこじんまりとした雰囲気です。受講者はこのクラスは5人。アニメなどの日本文化にあこがれて選択する人が多いのだとか。
メシックス先生から貸していただいたテキスト。使い込まれています。
スキーツアーの募集広告を模した教材。なかなかに実用的です。
例文。授業に参加してみて、漢字で苦戦している履修者が多いように見受けられました。漢字ひらがたカタカナ交じりの日本語って難しいんですね。母語話者だと意識していなかったことにも気付かされます。
午後の海城vs.Hilltoppers(SJA)の対抗戦の様子はこちら↓
Hilltoppersにとっては本拠地SJAでのホーム戦、一方挑む我らが海城は奥の方でやや気圧され気味です・・・。
とはいえ、始まってみると、みな体がほぐれてきて走る走る。
かっこいいレイアップシュートも決めて・・・、
と、実は決めているのは日本人留学生の稲山くん。ちょうど1歳上で、私たちの到着の日から暖かい声を掛けてくれたりと、海城生にとっては気の置けないお兄さんのような存在でした。Hilltoppers所属なのですが、今日は海城の助っ人として参加してくれました。
この後見事にパスカットが決まります。
バスケの得手不得手はありますが、皆それなりに活躍できて(させてもらえて)ました。
最終第4ピリオドでHilltoppersに激しく追い上げられましたが・・・
試合は、58対52で海城が勝ちました。まぁいわゆる接待試合ってやつですね。
Hilltoppersのおかげで、30人各人がそれなりの見せ場を作れたんじゃないでしょうか。
明日8日目は、早いもので、いよいよフェアウェル・パーティーですね。
その前にも朝のチャペルで「南中ソーラン」を披露したりと、生徒たちは緊張の一日となりそうです。