中1 音楽鑑賞会。
12月20日。中1音楽鑑賞教室として、〈古楽器によるバロック音楽〉を聴く会が行われた。
バロック・フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロの3つの楽器を中心にしたコンサート。
どれもかつて(300年ほど昔)は、少人数の特権階級の人々しか聴けなかった音楽と楽器。
電気もなく、生活圏も静かだった時代、大きな音の出る楽器は必要なかった。
しかし、その後、大衆に音楽を聴かせる必要が出てくると、大きな音の出る楽器が求められたのであった。
と解説していただいた。
フルートはルネッサンス期のもの、バロック期のもの、現代のものをご用意いただき、それぞれ音色や音量を聴き比べることができた。
スタジオジブリの映画音楽を交えての、楽しい演奏。
足で固定して演奏するベースのような「ヴィオラ・ダ・ガンバ」。
映画「耳をすませば」で実際に演奏された方がご登場。3種類の「ヴィオラ・ダ・ガンバ」を弾いてくださった。
途中、生徒によるチェンバロ体験コーナーもあった。
2人の生徒がそれぞれバッハなどを堂々と弾いた。さすが海城生である。
多少は王侯貴族の雰囲気を味わえたかもしれません。