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 図書委員会 文化フォーラム参加

 高校図書委員会は12月15日(土)、学習院高等科で行われた「文化フォーラム」に参加してきました。文化フォーラムとは、複数の学校の図書委員がいくつかのテーブルに分かれ、決められたテーマについて議論し、最後に各テーブルで話し合われたことを発表し合うというものです。
 今回の文化フォーラムには海城と開催校の学習院のほかに埼玉県立浦和・同県立浦和西・十文字・成城の計6つの高校が参加しました。取り上げられたテーマは、《これからの「読書」を考える〜電子書籍がもたらす変化〜》と題して、主に電子書籍と紙媒体の本の利点欠点、両者の共存について議論されました。
 最近はさまざまな電子書籍リーダーが発売され、販売書籍数もかなり増えてきました。電子書籍には多くの本を手軽に持ち運べるなどの利点はありますが、一方でリーダーの価格が高い、液晶画面をずっと見ていると目が疲れる、といった欠点もあります。一方紙の本は液晶よりは目が疲れにくく、リーダーが壊れたり、データが消えてしまうこともないので、電子書籍に比べて保存性に優れているといった利点があげられました。また、紙の感触やインクのにおいを嗅ぐことが出来る、ということでこだわりを持つ人も多かったようです。共存していくかどうかについては、内容によって棲み分けがなされるのではないかという意見がありました。
 今回は比較的身近なテーマであり、なおかつ紙の本に直接かかわる立場にある各校の図書委員が持論をぶつけ合い、白熱した議論になりました。また、他校の図書委員と交流する機会はそう多くないことから、それぞれこの貴重な機会を楽しんでいる様子でした。
(図書館部)


〈見学1〉


〈見学2〉


〈海城参加者〉


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