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 地学部 多摩川巡検

 11月4日、地学部は貝化石の採集とポットホール(甌穴)の観察•計測のため、和泉多摩川駅近くの多摩川河川敷に行きました。
 以前にも、5月に多摩川で化石採集、6月に長瀞でポットホール観察を行っているのですが、なかなか研究に結びつくところまでは至りませんでした。そのため、生徒たちがもう少し戦略を考えた上で、今回改めて訪れてみました。化石に関しては、泥岩(シルト)層中に特徴的に貫入している砂岩層の前後で、産出化石や算出様式に変化があるかどうか。ポットホールに関しては現在形成中のものを含めて、河川の流れの方向に対してどのような形状になっているのかをより詳しく見てみました。まだまだカタチになるところまでは遠そうですが、今後の化石クリーニングやポットホールのモデル実験など、どのような展開になるか楽しみです。  地学部顧問

砂岩層を挟んで両側に場所を決め、化石採集する


ポットホールの計測をする生徒

川の中にあるものも計測しました

穏やかな天気に恵まれ作業にも精が出ました

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