エコキャップ処理作業実施報告
2012年10月13日(土)13:30より1時間程度かけて、中学生徒会主導でエコキャップの処理作業を実施しました。以下は経緯および作業の報告です。
1.エコキャップ運動とは
集められたペットボトルのキャップを処理業者に渡して再生プラスチックとして利用してもらいます。その代わりに、売上金の一部を発展途上国の子供たちのポリオワクチン接種費用に充ててもらいます。
2.海城での取り組み
海城では数年前から中学生徒会主導でエコキャップ運動に取り組んでいます。校内、校外で購入されたペットボトルについてくるキャップが、毎日大量に回収ボックスに運ばれてきます。(*空き缶のプルトップ回収も行っています。)
3.今回処理作業を実施した経緯
前回エコキャップ処理作業を実施してから数年がたち、大量のキャップが溜まっていました。回収されたエコキャップの一部にはシールが貼られているものや汚れがひどいものがあり、また、異物が混入している場合もあります。このままの状態で業者に引き渡すと、処理する機械が壊れてしまいます。今回の処理作業では、汚れの除去、ひどく汚れているキャップの除去、及び、異物の除去を行いました。
4.処理作業中の様子
今回処理作業にあたったのは、中学各クラスから1名ずつ選ばれた「エコキャップ処理委員」、および中学生徒会の役員です。作業開始後しばらくは、単調な作業を黙々とこなす生徒の様子を目にして、頼もしく感じていました。作業後半は、キャップについたシールを集めるなど、各生徒なりの楽しみを見出しながら作業を進めていました。
5.処理作業後の様子
作業は1時間程度で終了し、結果的に専用の回収袋で10袋分(1袋あたり重量6キログラム、約2400個のキャップが入っています。)のエコキャップを業者に送ることができました。未処理のキャップもかなりありますが、次年度以降の生徒会に任せることになりました。
最後に、今回の作業計画の立案・実施を陰で支えた生徒会役員です。やがては学校を飛び出し、世界の舞台で活躍してくれることを期待します。