創造性の育成塾 参加報告
“日本の未来を開き、世界に貢献出来る創造性豊かな中学生の育成”を図る事を目的として、2006年7月に設立され、以後毎夏開催されている「科学オリンピックを目指す 創造性の育成塾」(研修合宿)に本校の中2生2名(2年4組奥田義定君と2年7組千代田創真君)が選ばれ、参加して来ました。
今年の合宿は理科好きの中学2年生41名が全国から選抜され、山梨県富士吉田市にある人材開発センター富士研究所において、8月3日(金)から8月10日(金)までの7泊8日の日程で実施されました。今年もノーベル化学賞受賞の野依良治氏はじめ、フィールズ賞受賞の森重文京都大学教授、JAXA油井亀美也宇宙飛行士など錚々たる講師陣による講義・講話・実験が連日行われました。
貴重な体験をしてきた上記2名の感想が届きましたので、下記に紹介します。
2年4組 奥田義定君
「育成塾で一流の先生の講義を受け、沢山の考え方を学ぶことができました。そこで、人類や地球の将来について考えさせられた8日間でした。特に印象に残る講義は、北澤先生の超電導とリニアの授業です。超電導磁石と電磁石の間の磁界によって浮き、進むことを学んだとき、とても驚きました。また、プラナリアの再生実験では、生物の再生能力に感動しました。育成塾で得られた創造性を今後も人類と地球の未来に生かし続けたいと思います。」
2年7組 千代田創真君
「「創造性」とはどういうもので、どう育成していくものなのか、という問いについて深く考えさせられた8日間だった。科学の世界で成功し、今なお活躍を続ける先生方のお話をうかがうことでその問いの答えが少しずつ見えてきたと思う。
また、全国から集まった「理科好き」と交流できたことも僕にとっては大きく、8日間切磋琢磨しながら成長できたと思う。
最後に、来年以降この合宿に矯味を持って積極的に応募する後輩が1人でも多く出てきてくれるとうれしい。」
(中2学年教員)