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 地学 栃木巡検旅行2日目(8/23)

 2日目は盛りだくさんの内容でした。まず住友大阪セメント栃木工場を見学しました。ここでは,セメント作りの行程と木質バイオマス発電所を案内していただきました。日本の鉱物資源である石灰岩をどのように利用しているかや,工場の自然環境への配慮とその対策を教えていただきました。その後,近くにある棚田(ここのは沢田という)を案内してもらい,棚田を巡る農業の大変さや問題などを,実際に棚田を管理している方の話も聞きながら教えていただきました。途中,沢沿いに色々な岩石や生き物を観察することもできました。最後は,住友大阪セメントの唐沢鉱業所を見学させてもらい,ダイナミックな鉱山の採掘の様子とズリから鉱石(石灰岩)を採集させていただきました。夜は,あきやま学寮という所に宿泊し,古代生活体験をさせていただきました。地学という純粋な学問分野だけではなく,それと我々の生活がどのようにつながり,またどのような問題がそこに散在するのか,少し垣間見ることができたのではないでしょうか。これは,現地に出向いて経験したものがわかることで,本やTVでは理解しにくいところだと思います。おいそがし中,お付き合いいただいた住友大阪セメントの方々,棚田を案内して下さった方々,どうもありがとうございました。


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住友大阪セメントで会社の概要やセメント生産について講義を聞く生徒

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約60mほどあるプレヒーターに登って,工場の全貌やこれから行く棚田や鉱山との位置関係などを確認

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鉱山から石灰岩を運ぶカプセルライナーを見る生徒。日本でもここにしかない仕組みだそうです

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バイオマス発電所の炉をのぞかせてもらう生徒。バイオマス発電所長は,海城のOBでした。活躍する先輩の案内を受けて感じるものもあったでしょうか。

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炉の中は真っ赤な炎でした。外にいても熱を感じました。

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最後に,バイオマス発電所の前で記念撮影。おいそがしい中,皆さん,ありがとうございました。

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午後は棚田です。維持管理や問題点など,自然と人間の関係について考えさせられるものでした

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唐沢鉱山の見学。写真では伝わりませんが,大きな高山で大迫力でした。鉱山の説明に加え,少し時間をいただいて化石もとらせてもらえました。

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鉱石を運ぶトラックの前で記念写真。人よりも大きなタイヤから,トラックの大きさがわかります。

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宿泊は,古代生活体験として,竪穴式住居と横穴式住居に宿泊しました。

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火起こし体験。基本的に準備されている現代の生活ですが,そもそもどうやって起こしていたのかを知ることは大切な経験です。

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夕食はバーベキューです。最後の夜ということもありますが,一連の共同作業で,チームワークも学んで欲しいねらいです。調査や研究には,チームワークが重要です。

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