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 地学部 多摩川河川敷化石発掘

 真夏のような晴天に恵まれた5月27日、地学部は狛江市周辺の多摩川河川敷に、新入部員歓迎巡検も兼ね化石採集に出かけました。参加した中学1年生は5人。過去数回行ったことのある先輩たちに教えられながら、熱心に化石を掘っていました。ここは、飯室層と呼ばれる約100万年前の地層で、主に貝や植物(メタセコイア)の化石を見つけることができました。
また、目的地の近くは1974年(昭49)に台風の影響で堤防が決壊し、19戸の民家が流された「狛江水害」の場所でもあります。実際に家々が流された場所を見て、感慨深げに話を聞いていました。
水位もあまり高くなく、それぞれ満足のいく収穫を得て無事に巡検を終えることができました。

                               地学部顧問


化石発掘の様子。みんな真剣に作業しました。


多摩川決壊の碑。記念碑の近くには、水害の
原因となった二ヶ領宿河原堰があります。



左:メタセコイアの化石
右:イズモノユキノアシタガイの化石



松かさの化石



ウニのトゲの化石



最後にみんなで記念撮影。
学校で化石のクリーニングがんばりましょう。

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