理科 海城OBによる生物科学講演会2012
サイエンスキャラバン 去る3月19日に、本校OBを3名お招きし、生物科学講演会を開催しました。中1〜高3(卒業生)の約40名が参加しました。プログラムは以下の通りです。
【プログラム】
12 : 30 開会
12 : 40 佐藤 翔馬 君(05年卒:首都大学東京 大学院
理工学研究科 細胞遺伝学教室 修士2年)
「ショウジョウバエと神経遺伝学」
13 : 15 綾部 信哉 君(02年卒:東京大学 大学院
農学生命科学研究科獣医薬理学教室博士4年)
「動物モデルが教えるヒトの体のしくみ」
(10分間休憩)
14 : 00 井上 喬允 君(08年卒:京都大学 農学部
海洋生物機能学分野 学士4年)
「核が光れば遺伝子組換えがよりよくなる?
-分子を組み合わせて遺伝子を操作するために-」
14 : 35 総合質疑・閉会
難解な内容にもかかわらず、中1生からも質の高い質問が挙がり、たいしたものだと感心しました。閉会後にも、個別にOBに質問する生徒がいたり、OBが持ってきてくれたショウジョウバエの変異体を見に来る生徒がいたりと、生徒たちの関心の高さがうかがえました。
日進月歩の生命科学の魅力を、最前線でその開拓に貢献している大学院生が語る場は貴重だと考えます。本講演が、一人でも多くの参加生徒の心に灯をともす結果につながってくれれば幸いです。今後も同様の講演会を続けていきたいと思います。
多忙の中、本講演会での発表を快諾してくださった3名には、この場を借りてあらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。
(生物科 本講演会担当)