アメリカ研修25(百人一首2)。
(承前)
「源平」形式を紹介・実演したあとは、「ちらし」。
日本語クラスの8人に参加してもらう。
日本でいう高校2年生段階のクラス。
かなり平仮名は読めるようだ。
海城のチャンピオンたちが、札の場所を指さしたり、エリアをしぼったり。
居合わせた別の海城生よりも素早く札をとる生徒も出現。
和歌の読み方の朗詠調をおもしろがっていた生徒がいた。なんでそんなふうに読むのかと。
クールだからじゃないですか? と答えておいた。
ほんのわづかな時間だったけれど、楽しんでもらえたと思う。
メシックス先生も、ビデオではみたことあるけれど、ライブで見たのは初めてだとおっしゃってくれた。
800年以上も昔に読まれた和歌がこのヴァーモントで音になってゲームになっている。
とても不思議な空間だった。藤原定家ならどう思うだろうか。
(引率教員 B)