理科 中1実験 色々な砂の観察
中学1年生では,新年初めての理科2(地学)の授業で,日本や世界各地の砂を観察しました。実は,夏休みに旅行に行ったり,帰省したりした際に,川原や海岸で砂を取ってくるよう課題を出しました。この日はみんなで実体顕微鏡やルーペを使い,採集した砂を観察しました。自分の班員やクラス・学年の仲間,教員が用意した砂と,色々な場所の砂を見ることができました。正月気分から復帰するリハビリでもあります。
砂は,その場所に至るまでの風化・侵食・運搬・堆積の様々な過程を反映しています。つまり,砂にはその場所の環境とそこに至るまでの歴史が刻まれています。それを調べることで,例えば,採集した場所がどういう自然環境なのか,その堆積物はどこからやってきたのかなどを知ることができます。
授業でみなさんが見た砂や持ってきてくれた砂の一部を紹介します。地球上には実に様々な砂があるということが分かったでしょうか。自然は面白い!
中1地学担当
実験で集めた砂のいくつかを並べてみました。理科では理屈が大切ですが,たまには理屈抜きに,自然の面白さ,すごさにも興味・関心を持ってくれるとうれしいです。