全日本模擬国連大会に参加
この大会は今回で5回目を数え、参加校も増えると同時に会議レベルも上がっているようです。1次審査の倍率も当然上がりましたが、このペアは英語エッセイ、日本語エッセイを見事書き上げ、1次審査を突破。いよいよ本番の会議です。
今回の海城はオマーン国が割り振られました。議題は「エネルギー保障」。エネルギーから遠ざかって生きている人間はいないわけなので、身近な話題です。でも、その分だけ各国との調整が難しく、議論点は多岐に渡ります。各国大使が自国の利益を追求しつつ、他国と交渉を重ね、自国の希望に適った決議案を通すことが目的です。優秀校には全米大会への出場権が付与されます。
緊張の中、会議は始まりました。
オマーンはインドなどと合同で決議案を作成することに。自説を述べ、他国が承認してくれるよう努力をします。会議は2日間に渡って続くため、ある意味では体力勝負。集中力を切らしてしまっては、主張の強い国に負けてしまいます。
1日目は決議案の草案を提出するところまで。
2日目の朝、まずは他校(国)との挨拶から始めます。
2日目午前には決議案を提出。午後には採決が行われます。
夕方の採決。オマーンが名を連ねた決議案は無事、議会で承認されました。
最後の講評。残念ながら本校はアメリカへの切符は手に入れられませんでした。
しかし、やるべきことはできた模様。二人の顔に満足感があったのが印象的でした。
学校へ戻ってから、reviewをしましたが、二人には今後の課題も見つかったよう。来年は自分達が参加できないため、本校で現在中学3年、高校1年の後輩たちには是非参加して欲しいとのこと。この2人のアドバイスを聞いて、後輩たち! 続いてください!!
英語科 渡邊