高校イギリス研修13日目
8月2日(その1)
カレッジでの最終日を迎えました。午後に各人のプレゼンテーションとお別れパーティーがあります。午前中は通常授業で、最後の仕上げということで、各部屋で原稿を読む練習をしたり、気勢を上げるかけ声(英語で)を出したりするのが聞こえてきました。
午後3時半に招待したホストファミリーを迎え入れ、各部屋で10名ずつ、ひとり5分程度の持ち時間で発表を行いました。発表前の順番待ちでは、みんなかなりナーバスになっていたようですが、本番はなかなか堂に入ったもので、ジョークやジェスチャー、聴衆とのやりとりを巧みに織り込むなど、まさにプレゼンテーションに必要な工夫として練習してきたことがらの集大成がみられました。
8月2日(その2)
その後は講堂(なぜか部屋の名前がBig Schoolと呼ばれています)に場所を移して、最初に立食でしばらく休憩し、それから修了式とパフォーマンス。まずは海城生が前2列に座って、修了式が始まりました。はじめに英国人の先生方の挨拶、次に引率日本人教員と生徒代表のスピーチ。そして生徒全員に各担当の先生から、壇上で修了証が授与されました。また、プレゼンテーションの優秀者の発表があり、記念品が授与されました。6〜8枚目の人たちで、6枚目は指名の瞬間、7枚目は記念品授与、8枚目はその前の修了証授与の写真です。最後に英国人の先生方に、生徒から花束が贈呈されました。
8月2日(その3)
最後の部はホストファミリーに前の方の席に移ってもらい、生徒たちの出し物が始まりました。今回は内容が多く、日本であらかじめ作成して印刷しておいたプログラム(英語)が配られました。題目だけ記すと以下の通りです。
1.海城高校校歌
2.ディアブロ(実演)
3.柔道(実演)
4.ソーラン節(踊り)
5.ヴァイオリンおよびトランペット演奏
6.弓道・剣道(ビデオ解説)
7.歌(Viva La Vida)
実はこれだけの出し物を要領よくこなせるかどうか、たいへん危惧していました。というのは、個々のパフォーマンスの練習はそれなりに進んでいましたが、全体練習は圧縮した形で一回しかやっておらず、そのときの段取りもあまりてきぱきとしていなかったからです。
しかし本番はうまくいきました。海城生の底力おそるべしです。パフォーマンスは着々と進行し、一度だけビデオ映像の準備に手間取った際も、司会の生徒たちが当意即妙に時間をつないでくれました。映像装置や拡声装置を操る裏方の仕事の生徒たちも、たいへんよくやってくれました。最後の写真は、全員で歌って演奏した曲が終わり挨拶するところです。1時間ほど続けたにもかかわらず、最後まで拍手喝采をいただきました。ホストファミリーの皆さん方には、そこここで暖かい感想の言葉をいただきました。ほんとうにありがとうございました。
8月2日(その4)
Great Malvernの中心地にある泉にて