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 理科・地学部 浦安の液状化巡検

 7月10日(日),地学部は浦安市へ出かけました。今回の地震で,浦安市では液状化の被害が激しく,今もその爪痕が残っています。被害を受けた方々には申し訳ないのですが,少し落ち着きつつあるこの時期に,あまり遅くならないタイミングで液状化の恐ろしさを実感してもらうため,地学部の生徒を連れていきました。
 炎天下の中,熱中症などに注意し,舞浜駅から新浦安駅までを歩いて回りました。その区間で,液状化現象による被害状況や,今なお残る爪痕を見て,写真や地図に記録していきました。波打っている路面,傾いたり沈み込んだした建物,道路や公園に噴き出した砂や地割れ,浮き上がったマンホールなどを見ることができました。TVなどでは何度も見た風景もあったかもしれませんが,実際にそれを目の前にして,地震の恐ろしさや災害対策の重要性を改めて感じ取ってくれたのではないかと思います。今日,見学させてもらったことをもとに,文化祭などで他の人たちにも被害状況と恐ろしさを伝えられるようにまとめていきたいと思います。

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舞浜駅の液状化現象による被害。階段が浮き上がっているのが分かります。

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メジャーで測ると,約20cmくらい浮き上がっていました。

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浦安市運動公園の液状化現象によるマンホールの抜け上がり。

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こちらも測定すると,約60cmほど浮き上がっていました。後で80cmくらい浮き上がっているものも見つかりました。

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運動公園に残っていた地割れの跡。写真に記録し,割れ目の幅を記録しました。

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最後に訪れた浦安総合公園の液状化被害。路面が陥没したり,電灯が傾いたりしていました。

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