中学3年生 キャリアガイダンス講演会
12月22日(水),終業式の後,中学3年生はキャリアガイダンス講演会を行いました。高校生活を目前に控え,今後,文系・理系の選択や大学選択などの大きな進路選択を,自分で選んでいかなければなりません。加えて,長い目で見た人生の選択や方向性を模索していく一つの材料を得るためにも,先人の話に耳を傾けて,そこから何かを得ることは1つの有効な方法だと思います。
今回は,立命館大学生命科学部教授で,京都大学名誉教授や日本学術会議会員でもある今中忠行教授に,わざわざ京都からお越しいただき,とても貴重な人生や研究のお話しをしていただきました。先生は,京都大学を退官された後,現在も第一線でご活躍なさっていて,今年は紫綬褒章も受賞されています。専門である微生物に関する話も交え,ご自身の生き方から,「人生はたった1回。夢を持って,やるからには一番を目指そう。」というメッセージをいただきました。講演後は,希望者22名との座談会にもお付き合いいただき,ざっくばらんに,人生,科学,研究生活,日常の事など多岐にわたる質問とやりとりがありました。
全体として,刺激を受けたという生徒の感想が多く,とてもよい講演会になりました。ご協力頂いた今中忠行教授には,このような貴重な機会を作っていただいたことに,改めて御礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。また,このメッセージを心のどこかに受け止めて,充実した学校生活を送ってほしいと思います。
中3学年代表
講演後の座談会(希望者が22人集まり,ざっくばらにやり取りが行われました)