高校イギリス研修7
頼みごとがあって、夜ホテルのロビーへ。ワタナベ先生から、一日一つずつ試練を与えられるのです(涙)。で頼みごとを終えて部屋に戻ろうとすると、フロントのお姉さんが何やら笑顔で話しかけてきました。「ランチボックスがどうとかこうとか」と言っています。にこやかに、そしてはっきり “Yes, please!” と言ってあげました。やれたよオレ・・・。
翌日、ボクたちのお昼ご飯はなぜか出てきませんでした(謎)。「←(謎)なんかじゃねえよ、本当しようがね〜な」とワタナベ先生。ごもっともです(謝)。
さて八日目のご報告です。
八日目 七月二六日(月)
8時45分、全員集合。ここでいろいろ生徒に聞くのが少し楽しみでもあります。今日印象深かったのが、馬で友だちの家に遊びに行ったという生徒のお話です。1頭立ての馬車に乗って車道を走る写真は衝撃的な絵でした。田舎道とはいえ、馬車が自動車と共存してる様が素敵でした。
9時から、各グループごとに授業。金曜日のプレゼンテーションの日まで実はもうそんなに日にちがないのです。ということで各グループの先生方の指導スタイルに変化がみられました。「個別指導」、それが授業の中心となっています。「個別指導」と言っても、その中身も多様です。文字通り一人ずつ個別で指導していく先生。他の生徒はその間、自習をしています。またみんなの前で一人一人発表させてから、各人にコメントを加える先生。その際、他の生徒にも質問させたりと一体感を演出する趣向が感じられます。
12時〜13時、昼食。今日も例のアレです。イギリスの人はとにかく日本で言うスナック菓子をよく食べます。お菓子というよりは、おかずという感覚なのかもしれません。
昨日街で購入したクリケットのボールでキャッチボールしたくて、その辺にいた生徒に頼んで相手をしてもらいました。先生の我儘に付き合ってくれてありがとね。
13時から15時。午後の授業です。午前からの続きですね。自分の番ではない間に、インターネットなどを使って調べ物をしている子たちもいました。
15時から17時。ホストファミリーが17時に迎えにくる間、彼らは外でサッカーしたり、部屋でおしゃべりして普段は過ごしてるんですが、今日はみんなでモーバンの街に買い物に出かけてみました。22人の希望者を引き連れ、いざ街へ。自分勝手に出かけたりできない今の彼らにとって、ふらふら街を歩いたり、好きなもん買ったりなんて何気ないことが楽しいみたいです。中には主婦と見まごうばかりにスーパーで買い物してくる輩も・・・。1時間程度の自由時間を各自満喫していたようでした。
九日目 七月二七日(火)
8時45分、全員集合。今日はスポーツディ。午後、ホストファミリーとのサッカー大会が予定されています。天候がチト心配ですが、晴れるといいですね〜。
試合の模様は明日。待て次号。
<引率教諭 本間・渡邊>
☆☆今日の一品のコーナー☆☆
実はボクたちはまだアノ一品を食べていないのです。「フィッシュアンドチップス」。なかなか機会がありません。でそれを求めて今回足を運んだのが、いわゆる「英国パブ」というやつです。結論から言うと、「フィッシュアンドチップス」にはお目にかかれなかったんですが・・・。「パブ」はまさに地域密着系です。「酒場」というよりは、近所の人たちのよい「社交場」という感じがピッタリの雰囲気。老夫婦が、お料理を前に仲睦まじく語らっています。いい感じです。その横で謎の東洋人コンビ(ボクたちです)も、料理を前に仲良く?語らっています。微妙な感じです。
写真はその時食べたものです。「揚げ物祭り」のプレート(こちらでは大皿料理自体をplatterと呼ぶようです)に、「シーフードパエリア」のプレートになります。子どもが好きそうな味付けです。だからボクたちも大満足でした。