2009年度地学部天文合宿
地学部(主に天文班)は,8月26日(水)から28日(金)にかけて、昨年度と同じく山梨県清里高原で天文合宿を行いました。今夏は,天候が安定しない日が多かったものの,比較的よい天気に恵まれ,無事に夜空を観望することができました。
具体的には,望遠鏡での木星や月の観察,肉眼や双眼鏡での星座の観察,高校生を中心にして天体写真の撮影などを行いました。雲に覆われてしまって,切れ間が出るまで時間を持て余しながら,宙を見上げる活動は,思い通りには行かない生の自然と向き合うことであり,とても意味深いなとも思いました。お疲れ様でした。
生徒が撮影した写真も含め,いくつか紹介しますので,しばしお楽しみいただけると幸いです。
(地学部顧問)
口径63cmのドブソニアン望遠鏡を見学する生徒。ペンションのオーナーが解説してくれました。
宿舎施設のペンション(夜)です。毎年,観測も支援していただき,お世話になっています。
木星とガリレオ衛星(中心の明るい星が木星。ガリレオ衛星は左下に1つ,右上に3つ見えています。)
ご存じのとおり,月の写真です。この日は半月でした。クレーターや地形もよく写っています。
東の空から現れたオリオン座です。三ツ星がわかりますか?