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 生物部・地学部合同野外調査

 11月30日(日)に生物部と地学部で井の頭公園と善福寺公園に野外調査に行ってきました。
朝夕は寒かったですが、昼間は好天に恵まれ暖かく、紅葉も見ごろで絶好の野外調査日和でした。
 井の頭公園と善福寺公園は地下水を水源とする池があり、海城の近くを流れる神田川の源流となっています。昔は、湧水がわき出ていましたが、現在は湧水が涸れ、地下水を汲み上げているようです(井の頭公園の水生物館でこれに関する展示を見学。写真5)。
今回は、この地下水や池の水質(温度、pH、電気伝導度)と池のプランクトンの採取を行いました。好天とはいえ、水温は10℃前後と冷たい中で生徒達は熱心に調査をしていました。今回、集めたデータは1月にそれぞれの部でまとめて、お互いで発表し合う予定です。生徒たちがどのような考察をするのかが楽しみです。
都内でも所々ではありますが、自然環境は残っています。生徒達がこうした場所で「生物」や「地学」といった垣根を越えて調査することで、身近な自然環境を総合的に考える良い機会になったのではと思っています。地学部と生物部は普段は一緒に活動していませんが、今回の活動を通して新しい人間関係ができたという点でも良い機会でした。
(生物部・地学部顧問)

1.教員から本日の説明を聞きました。

2.このように湧水の水質を調べました。

3. 橋の上からプランクトンの採取をしました。白いものはプランクトンネットです。

4. 井の頭自然文化園でアヒルを見る生徒たち。先輩後輩関係なく楽しそうに見ています。

5.「井の頭公園のいまとむかし」の展示を熱心に見ました。

6.「井の頭公園の池と紅葉」の組み合わせは良いですね。

7.善福寺公園のイチョウも完全に黄色で綺麗でした。

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