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 地学部合宿

 8月27日(水)から29日(金)にかけて、山梨県の清里にあるスケッチブックというペンションで地学部の天文合宿を行いました。今回は天体観察をテーマに計画したのですが、直前の週間天気予報どおり悪天となりました。それでも1日目は、時間帯によって、雲が薄くなったり切れ間が見えたりして、何とか星を観察することができました。肉眼では星座早見を使い、夏の星座を中心に星を観察し、ペンションの双眼鏡や望遠鏡では木星や二重星を観察しました。木星は、望遠鏡でのぞくとはっきりと縞模様が見え、その周りを回る4つの衛星も確認することができ、貴重な体験となったのではないでしょうか。2日目は、朝から雨が降ったり止んだりの天気で、野外での活動はできず、宿舎内で文化祭の打ち合わせや地学部のミーティングに当てました。夜は、観察ができない代わりに、天体写真の専門家に講義をお願いし、天体写真の撮り方や日食についての話を聞きました。その後、希望者には顧問から地球科学に関する写真やお話するなどし、予定した天文合宿は天気こそ悪かったものの、まずまずの合宿ができました。
(地学部顧問)

1. JR小海線清里駅。この先の野辺山駅とともに標高の高い駅としても有名です。

2. 宿舎から見た八ヶ岳とペンションの天体観測施設です。

3. ドーム内の天体望遠鏡で木星と二重星を観察しました。

4. オレンジのスポットに全員が乗ることが条件。協力と話し合いが必要です。

5. 2日目の天体写真家の先生による講義の様子。熱心に聴き入っていました。

6. 宿泊したペンションスケッチブックの前で記念の集合写真です。

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